Now Loading...
モバイル赤道儀 HOMEK's Report ≫ 神津島遠征編Part5

K's Report!

このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

TP-2編その6

モーションタイムラプス撮影の拡張機能はいかに!
神津島遠征編 Part5・使用雑感

旅の感想ばかりじゃ、このコラムに相応しくないので、ここにまとめておきます。(※スタッフ注:作例はページ下部にご紹介しています) 

今回の旅も日程は慌しく、それでいて機動性も求められるものだった。そんな中でTP-2を中心とした撮影システムは、ほぼ期待通りの働きをしてくれたと思う。ある時は星の自動追尾撮影に、またある時はモーションタイムラプス撮影に。雲の往来で星の撮影がままならない時でも、逆にそれを活かしてモーションタイムラプス撮影が行なえる。時間と機材を充分に活用出来るってもんだ。 

あと、モーションタイムラプス撮影のときはね、拡張された豊富な駆動モード選択のおかげで、あれこれと考えることが多くなった。どんなふうに動画になるか?しようか?ってことでね。
面倒くさいってことじゃなくてね、あれやこれやと想像を働かせるってことが楽しいワケ。こういうことが趣味の醍醐味じゃなかろうか?

それでいて、シャッターチャンスが明確に存在してるんだよね。天候、風向き、月の高度、雲の流れ、街灯りなど…全てが揃って作品になる。一作品でも時間かかるから…。デジタルになって薄れてきた、一瞬を捉えるという一発勝負の緊張感も味わえるというもの。 

TP-2の操作では、まぁこれまでとあんまり変わってないから戸惑うことはなかったんだけど、ただひとつ。TP-2となってモーションタイムラプスを撮影する機会が増えると思う。
となると回転の方向も頻繁に変える必要が生じる。回転方向を変えるスイッチは、残念ながら精密ドライバーなどの工具が無いと操作できないのね。細めの棒みたいのがあれば問題はないんだけど…。暗闇の中、ヘッドライトを当てての作業はやりにくかった。ここ改善が欲しいトコロ。(※スタッフ注:現行モデルはスイッチ部をマイナーチェンジしています) 

でも、もしかしたら…。スイッチの配置が以前の機種と変わらない(変えてない?)ってことは…、換装出来るってこと?
となると、以前の機種のバージョンアップも可能ってことだよね?そこまで考えてのコトなのかな?それだと前機種ユーザーにとっても、嬉しいことかも。

どうなの?TOAST TECHNOLOGYさん?


先頭に戻る