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K's Report!

このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

TP-2編その6

モーションタイムラプス撮影の拡張機能はいかに!
神津島遠征編 Part1 どこへ行こうか?

星の自動追尾撮影については、すでに十分性能を確認できた。

さて、駆動モードが大幅に拡張されたTP-2。なかでも新たに搭載された「モーションタイムラプス撮影モード」には、大いに注目しているものの、何をどのように撮ったら良い作品が得られるのか?さらに、駆動モードの違いは、モーションタイムラプスの作品づくりにどのような効果をもたらすのか?ちょっとした考察は以前にも書いたと思うけど、ま、正直、撮ってみて確かめてみないとね。

せっかく鳴り物入りで登場したTP-2なので、撮影にも力を入れないと。そこで撮影地の選定に凝ってみた。今まで行ったことの無いトコロ。それでいて撮影条件も良く、ワクワクして行けるトコロ…。

あれやこれや地図を眺めつつ、ひとつの場所に目が留まった。

島だ!東京には伊豆諸島があるではないか!

通常、島に渡るには船舶が主流だと思うが、場所によっては航空機でも行ける。しかも都内の調布飛行場からも離島にいけるのだ。以前よりここから島へ航路が延びているのは知っていたが、それを星の撮影旅行のために使おうという考えは、なぜか浮かばなかった…。

いい機会だ!公共機関を使った撮影旅行も以前からやってみたいと思っていたし、なにせ未知の撮影地に足を運ぶのは楽しいモノなのだ。

早速、調布飛行場からの航路を調べてみると、大島、新島、神津島、三つの航路が設定されている。2014年4月からは三宅島航路も復活するそうだ。

で、どこにするか?

大島は観光で行ったことあるから除外。新島は高い山が無い。聞いたトコロによると海面上、高さ200mまでは水蒸気濃度が高いそう…。200mより高い山に上がらなければ…。

ということで、神津島に決定!

星の撮影条件だけで言うと…、中央にそびえる天上山頂は600m弱あるので充分な標高。距離は東京から200km弱あるが、東京からの距離だけで言うと、乗鞍高原、しらびそ高原、南魚沼、会津と名だたる撮影地とほぼ同じだ。しかも東京のある、北の方向以外はすべて海なので、それらの撮影地より暗いかもしれないしね。

気になる運賃だけど、往復で27,000円(※)也。フェリーの2倍、高速船の1.5倍。最初、ちょっと高いかもと思ったけど、所要時間が45分!たったの45分だよ!時間の限られている社会人にとっては、抜群なコストパフォーマンスだと思う。(※スタッフ注:掲載当時の運賃です)

早速、チケットの手配。万が一、天候が不順な場合の対応なども聞いておく。帰りのフライトが欠航…予想外…、なんてのは社会人にとって不適格なので、直前キャンセルなんかもアタマに入れておかねば。

出発1ヶ月ほど前から、天候とフライトの有無の関係をチェックしておいた。こんなときは飛ばない、とかね。で、判ったことはよほどの天候の悪いときでなければ大丈夫そうとの結論を得た。曖昧な結論だけど(笑)。

星のための休暇は2日のみ。初日、朝イチのフライトで渡り、翌日、最終便で帰ってくる。現地滞在は30時間強。では出発しましょー!

Part2へ続く!

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