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K's Report!

このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

※ 現在サイトリニューアル中のため一部記事のみの限定公開となっています ※

TP-2編その2

まさかの!? TP-2到着!

それは忘れた頃にやってきた。相談を受けてから半年、夏の始まり。 
期待を持って、梱包を解く。

出てきたのは、デザイン自体は以前と変わらぬモノ・・・ いや、よく見るとちょっと違う。

以前のモデルではスピードの切り換えを担っていたトグルスイッチが廃止されている。そのトグルスイッチの代わりに、回転ノブらしいものが装着されていた。でも、筺体にはまだ数値的なものは何も印刷されていない。 (※スタッフ注:掲載写真は試作機ではなく、製品の画像です)

そっと手を伸ばして回してみる。
クリック数を数えてみると、1、2、3、4、…、全部で10段階かな?スピードの設定が10段階で行なえるということか?

他に外観で変わったトコロは?とまじまじと見つめるが…、無いようだ。

一緒に紙片が入っていた。以前の機種との変更点が箇条書きに記してある。以下、抜粋。

  1. タイムラプス撮影機能の拡充。2段階のスピード調整機能を10段階に拡張。キングスレート、平均太陽時、平均月時に加え、7.5゚/h、10゚/h、30゚/h、60゚/h、90゚/h、180゚/h、360゚/hを選択可能。
  2. 昇圧回路の搭載により、極低温時・ハイスピード時トルクを確保。エネループ系の充電池にも対応。また、近年、急速に普及している、各種USB電源を安定的に運用させる。
  3. LEDパイロットランプにより、電源交換時期を明確にする。
  4. ウオームホイルならびにウオームギアの保持方法を変更し、単体での積載重量を50%アップ。また、ホイルを、従来の垂直歯切り+エイジング処理から、ヘリカル形状歯切り+エイジング処理に変更し、噛み合い率を向上。動力伝動の効率化を図る。

などなど。
なるほど~。外見はほとんど変わってないけど、中身は別物っていうことかぁ。

スピード設定は天体用の他に、毎時何度角動く、というようにしたのは結構わかりやすい。一応、天体用に表示するならば、キングスレート、太陽時、月時、対恒星時×0.5、×0.67、×2、×4、×6、×12、×24ということだね。希望しておいた、360゚/10分(×144)というのはさすがに無かったか…。極低温時でのトルクの確保が難しかったか?ま、推測に過ぎないけど。

昇圧回路を搭載して、エネループ電池に対応してきたのは嬉しい。相まって、LEDランプでかなり正確に電池交換のタイミングが把握できるのも嬉しい。ただ、昇圧回路をかますと、その回路でも電力を消費するはずなので、電池の保ちは短くなるはず。はたしてどの程度になったかは、大いに気になるところ。

電子関連の変更と共に、機械関連の変更も行なったわけね。保持方法の変更の具体的内容は分からないけど、そうなんだろう(笑)。

ホイルに関しては、添付された写真があった。
以前のモノは極軸に対して水平、今回のヤツは斜めになってる!なるほどヘリカル形状とはこういうことか。一般的なウオームホイルのようだね。噛み合い率がアップすれば、トルク伝達効率もおのずと上がる。電力の効率的な運用もできるワケね。これが積載重量のアップにつながっているのかな。

カタログスペックの変更はよくわかった。
さて、これが、実際の運用に適用されているのか?
能書きを並べ立てるのは簡単。オレお得意の極低温試験、実写試験で、その能書き性能が引き出されているか、確かめてみるとしますか!

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