モバイル赤道儀TOAST Proユーザーの妹尾様より、カラーコーディネートされたTOAST Proの撮影システムをご投稿いただきましたのでご紹介しましょう。
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皆さんこんにちは。
天体写真を撮影していると複数台のカメラが欲しくなります。それは撮影風景を撮影したり本格的な撮影と同時に別の構図で夜通し連写をさせたい場合があるからです。
私のメインカメラはK-5なので、追加するカメラも同じPENTAX機を考えてました。遠征するときは色々な画角のレンズを持って行きますがどんなに持っていっても一度に使うのは一つなので何かもったいない気がしていました。
PENTAXが6/29に発売した新機種のK-30はカラーバリエーションが全部で18色あります。いつもはあまり触手が動かないはずなのに今回は結構好みの色合いが多かったのでなんだか気になってしようがありません。
あるとき遠征に向けてTOAST Proを整備していると、もしかしてK-30のレッドカラーならピッタリじゃないかという思いがよぎりました。今回はひとつの色に対して光沢のある「クリスタル」と光沢のない「シルキー」が用意されています。ウェブのシミュレータで確認した時点ではクリスタルレッドがいいかなと思っていましたが家電量販店でサンプルを見たところシルキーレッドに一目惚れで即決でした。
ご覧の通りシルキーレッドのK-30とTOAST Proのコーディネートはまさにぴったり。
天体写真を撮るときはどうせ暗闇だからカメラの色は何でも同じですが、見た目が気に入ると愛着がわいて更に活用しようという気になるもの。中身は大事ですけど見た目も重要ですよね。
TOAST-Proは性能はもちろんのことデザインも秀逸なので尚更です。
撮影できないときはインテリアと化しています。ちなみにカメラのホットシューに乗っている黒い物はアストロトレーサーでおなじみのO-GPS1です。
あいにく天気が悪くK-30での撮影には至ってませんので、今回はK-5とTOAST Proで撮影した画像をいくつかお披露目します。
星景モードではないので富士山が流れてますが、これはこれでダイナミックな感じでいいと思います。
【撮影データ】・・・PENTAX K-5、14mm f3.5、ISO 1600、露出 180sec. ※TOAST Pro使用
TOAST Proは望遠でも威力を発揮します。4枚撮影して加算平均しています(※Blog管理者によりトリミングして掲載させていただきました)
【撮影データ】・・・PENTAX K-5、190mm f6.3、ISO 1600、露出 30sec. ※TOAST Pro使用
冬が近づくと必ず撮りたくなる構図です。これはISOの1600,3200,6400,16000の30秒を各4枚ずつ加算平均した画像を加算して階調圧縮した画像です。
【撮影データ】・・・PENTAX K-5、300mm ※TOAST-Pro使用
ところで赤(ブラッドオレンジ色)以外のTOAST Proをお持ちの皆さん。K-30には黒・青・緑もありますのでおひとついかがですか?
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【TOAST Staff コメント】
K-30のシルキーレッドと見事にカラーコーディネートされた妹尾さんのTOAST Proシステム。最初に画像を拝見した時、あまりのハマリ具合に、TOAST スタッフ一同、思わず感嘆の声を上げてしまったほどです。
PENTAXは、一眼レフカメラとしては珍しく、驚くほど多彩なカラーバリエーションモデルを展開するブランドとして、多くのファンを抱えています。TOAST Proが採用しているブラッドオレンジカラーは、一般的で安価な朱色がかった赤アルマイトではなく、特殊な塗料を使い処理時間を秒単位で制御することで独自のボディーカラーを実現しています。
そんなモバイル赤道儀TOAST ProとK-30のシルキーレッドがピッタリとフィットすることを発見し、システムとしてカラーコーディネートしてしまう妹尾さんのセンスに脱帽です。
ここまで美しくカラーコーディネートできてしまうと、愛用の「ミニボーグ45EDII」もなんとかマッチングさせたくなるのが人の常。BORGシリーズを展開するTOMYTECさんにも、TOAST Proにマッチしたカラーバリエーションモデルを期待してしまいす。
K-30は、他にも「シルキーブルー」なるカラーバリエーションもあり、限定発売中の「TOAST Proブルーカラーモデル」とマッチングさせたくなるユーザーも多いのでは?
妹尾さん、素敵なシステムと素晴らしい作品をご投稿いただきまして、ありがとうございます。新作も期待してますよ!