【ユーザーQuestion】重心をできるだけ低く三脚に載せたいのですが

今日も爽やかな空気と青空が広がっている吉祥寺。

井の頭公園を散策するには最高です!

さて、今日はTP-2と三脚の接続方法に関するユーザーQuestionにお答えしていきましょう!

 

【ユーザーQuestion】

「注文したフラット三脚が本日届きました。

U1/4の小ねじを使いたかったのでセンターポールのネジを逆付けし直しましたが、TP-2の重心を出来るだけ低く設置するにはどうしたらよいでしょうか?」

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【TOASTスタッフからのAnswer】

TOAST Online Shopで人気のDealer Select Option PartsのひとつBENRO「フラット三脚」シリーズ。

 

BENRO フラット三脚広角レンズでの撮影が多い方は「A2180T」を、フルサイズ機でしっかり撮影される方には三脚の脚が太い「A3180T」がオススメです。

 

BENRO フラット三脚フラット三脚のTOPネジはU3/8ネジ、いわゆる太ネジ仕様で、雲台をしっかりと固定出来るようになっています。

BENRO フラット三脚最も使いやすいのは、TP-2専用の極軸調整支援微動架台「Dish-2」をフラット三脚とTP-2の間に入れて使う方法です。

極軸合わせの際は、Dish-2の3本の脚を調整ネジで操作し、正確かつバックラッシュのないスムーズな微動操作が可能になります。

重心も低く抑えられ、TOASTスタッフがオススメするスタイルです!

 

BENRO フラット三脚一方では、こんなシステムも。

これはTOAST Online ShopのDealer Select Option Partsのひとつ「中型パンベースクランプ」をフラット三脚に直接装着するものです。

Dish-2を使用せず、高度は南北側の三脚の脚の一本を伸縮させることで調整し、方位は中型パンベースクランプのパンニング機能をつかってスムーズな回転操作で極軸を調整できます。

BENRO フラット三脚TP-2を三脚に直付けしようとすると、任意の方向にTP-2本体を向けることができませんが、中型パンベースクランプを挟み込めば、ロゴの貼られたセンターの脚の方向にTP-2の操作面を向けてセットすることが可能になります。

Dish-2を使った極軸合わせに比べると快適性と精度はかなり落ちますが、広角レンズメインで極軸合わせに慣れている方であれば、こうした簡易的なシステムでも十分撮影は可能です。

 

ところで、一般撮影では三脚のセンターポールは撮影機材の高さを調整するのにとても便利ですが、こと天体の自動追尾撮影においてはあまりオススメしません。

というのも、センターポールを装着または伸ばして機材を搭載すると、システムが不安定な状態になり、正確な追尾が必要な天体撮影では、歩留まりを低下させることに繋がる恐れがあるからです。

緊急時以外は、センターポールの併用はなるべく控えたほうが良いかもしれませんね。

 

BENRO フラット三脚また、このフラット三脚には、標準で金属製のスパイク(石突き)が付属しています。

購入時にはゴム製の石突になっていますが、ねじ込み式なので金属製スパイクへの交換はとても簡単。

天体撮影では、ぜひ金属製のスパイクに交換しての撮影をおすすめします!

 

以上、本日の【ユーザーQuestion】でした!