飯島裕カメラマンのGANREFワークショップ in 堂平天文台 番外編

8月31日から9月1日掛けて、埼玉県の堂平天文台で開催されたGANREFワークショップ「飯島裕先生の星景写真ゼミ」。

9名の参加者のうち2名がTOAST TECHNOLOGYのモバイル赤道儀ユーザーでした。

 

中でも、愛知県から機材一式をもって前日に東京入りしたというPEC-TSさんは、参加メンバーの中でも最も気合の入ったお一人だとお見受けしました(勝手にです、スミマセン!)。

今回は、飯島ゼミの番外編として、PEC-TSさんがGANREFワークショップに持参された撮影システムを、ちょこっとだけご紹介させていただきますね。

 

堂平天文台

天体写真家の飯島裕さんを腕組みさせるほどの秘密兵器!EOS 1DXのホットシューに接続された白いスマートフォンのような装置が妙に気になります。

 

堂平天文台

三脚は、飯島さん愛用のドイツ「Berlebach(ベレルバッハ)」製の木製三脚。これだけでかなりプロっぽいシステムです。TTスタッフも非常に惹かれております、この三脚・・・。

そして重いEOS 1DXをしっかり支えて、搭載バランスをとることができるジンバルフォークユニット。

さらにシステムを繋ぐアルカスイス規格のプレートやクランプ類は、アメリカ「Really Right Stuff」製と、すべて舶来品でコーディネートされています。

 

堂平天文台

そして飯島さんがしきりに指差す白い装置。これは、iPad から EOS 1DX をリモート制御することができる「CamRanger」なる製品だそうです。カメラとiPadをWifiネットワークで繋ぎ、キヤノン製のPC用カメラ制御ソフト「Digital Photo Professional 」のように、iPadから殆んどのカメラ操作と画像確認が可能なスグレモノです。

 

堂平天文台

「CamRanger」とカメラ本体は、ミニUSBで接続。これで、各種機能設定からフォーカスまでiPadで完全リモート操作できてしまうというから、魅力的です!

カメラのホットシューには、i-Phoneの固定用に発売されているスタンドを応用して 「CamRanger」をしっかりホールドしています。

PEC-TSさんは、実にガジェット好きな方で、同じ匂いを感じたTTスタッフは、まるで警視庁捜査一課の刑事のごとく、カバンの中に未だ見ぬガジェットを隠し持っているのではないかと、しつこく食い下がったところ・・・

 

すると出てくる出てくる!見たことのない海外メーカーのガジェットが!

TTスタッフ、このひと時をすっかり楽しんでしましました。PEC-TSさん、申し訳ありませんでした・・・。

 

でも、こんな風に様々なジャンルの製品と組み合わせて、独自のシステムを組み上げることを、多くのユーザーにもっと楽しんで頂きたいんです。

TOAST Online Shopでは、今月、そんなガジェット(残念ながらCamRangerではないけれど)の幾つかを、みなさんにご提供すべく準備を進めておりますので、乞うご期待のほど。

 

さて、最後になりましたが、現在、TOAST Online Shopでは、商品の入荷待ちとなっており、多くの皆様にご迷惑をお掛けしております。

この場を借りて深くお詫び申し上げます。

ご心配なく!現在鋭意生産中で、各パーツもいい具合に仕上がってきていますよ。

ギアユニットの一部が耐久性を増したものになり、ユニット単体で50%の耐荷重となる、なんて情報も入ってきていますが、ホントかなぁ?。

予約開始までは、もうしばらく時間を頂きますが、楽しみに待っていてくださいね!