TP-2のDovetail Stageには、指先で操作可能な引き起こし式のノブが付いている特殊なSCREWです。
最初から工具でSCREWをねじ込もうとすると、穴の位置がすぐに決まらなかったりと意外に手間取るものです。
それを解決してくれるのがこのノブ!
指先でノブをつまんで回転させることで、回転の初期段階をスムーズかつ素早く行える便利な機能です。
ある程度までねじ込んだら、一旦ノブを折りたたみます。
最後に増し締めを行いますが、小さなコインなどでは力が入らないためしっかりネジを固定することができません。
Dovetail Stageの溝は、大きめのコイン(500円玉)が入るようになっていますので、しっかりと力を込めて増し締めします。
フルサイズ機や望遠レンズなど重い機材を接続する場合は、コインドライバーと呼ばれる工具をつかうとさらに効果的です。
コインドライバーは、ホームセンターなどで300円前後から入手可能な工具ですので、ぜひ揃えておくとよいでしょう。
SCREWのノブは、指先で回して仮止めするためのパーツですので、ペンチなどで挟んで強固に回転させようとするとノブが破損し危険です。
ノブは接続初期段階の仮止め用として利用していただき、必ず指先で操作するようにご注意下さい。
以上、今日のワンポイントアドバイスでした!