さてさて、このところ続けて韓国の天体写真家LEE JAERIM氏のモンゴル遠征の様子をご紹介していますが、現地で撮影した作品がいくつか届きましたので、今回は作品紹介編といきましょうか。
【撮影データ】
Canon EOS 5D MarkIII、EF8-15mm F4(F5.6)、ISO 800、902秒露出、TP-2にて自動追尾撮影
ます最初は、キヤノンのFisheyeレンズEF8-15mm F4で狙ったモンゴルの全周魚眼ショットです。
撮影地は、モンゴルの首都ウランバートルから車で70分ほどの距離にある牧草地。
周囲の光源にかかわらず、低空までびっしり星が写っているのがよくわかりますね。
【撮影データ】
Canon EOS 5D MarkIII、Zeiss 25mm F2.8(F5.6)、ISO 1600、LEE-Filter #2
TP-2にて自動追尾撮影
【撮影データ】
Canon EOS 5D MarkIII、Zeiss 180mm F2.8(F5.6)、ISO 1600、3分露出
TP-2にて自動追尾撮影
LEE氏は出発直前にZeissの28mmを手放し、代わりに25mmを新たに入手、今回はこのレンズのデビュー戦だったそうです。
それにしても、素晴らしい解像感ですね。
大口径レンズの180mm F2.8も微光星でバックグラウンドがびっしり埋まっています。
シリウスがきれいに滲んでいますが、これはレンズに霜が付いてしまったことによる副産物だそうです。
また、作品が届いたら、随時ご紹介していきますね!