青年Kが山梨県まで遠征し、山に登ってようやく撮影に成功したパンスターズ彗星の画像に興奮冷めやらぬ中、TOAST Proブルーカラーモデルのユーザーであるフォトジャーナリストの山田久美夫さんから、衝撃的な作品が送られてきました。
連日の取材や執筆でお忙しい山田さんは、なんとご自宅のある横浜市内でこんな作品を撮影されたそうです・・・。
【撮影データ】
Canon EOS 5D MarkIII
EF100-400mmF4.5-5.6L(400mm F5.6)
ISO800
横浜市内にて
モバイル赤道儀 TOAST Pro使用
困りました・・・青年Kになんて伝えたらいいのか・・・。
実は山田さん、これまでも横浜市内のご自宅前にモバイル赤道儀TOAST Proをセットし、都会の夜空で撮る美しい天体作品を発表されている天体写真家でもあります。
その山田が、今回は地平高度ギリギリで、しかも明るい夕空に小さくその姿を見せるだけのパンスターズ彗星を、横浜市内でいともたやすくGETしてしまうのですから、いやはや脱帽でございます。
超低空でコントラストが低く、さらに明るいバックグラウンドに埋もれてしまう彗星をしっかりと浮かび上がらすには、画像処理を前提とした撮影方法でトライされているのは言うまでもありませんが、実はこの作品、コンポジット処理ではなく1ショットで撮影されたものと聞いて2度びっくりです!
「横浜の自宅のすぐそばから撮影しているので、さほど空気が澄んでいるわけでもないのですが、これくらい尾が写れば、まあいいかな?と思っております。」と山田さん。
いえいえい、どう見ても、空気の澄んだ地方で撮影された作品に引けを取る部分がない作品です。
どうですか、みなさん?
モチベーションがググっと上がってきたでしょ?
平日に遠征する時間などない、とお嘆きのアナタ、諦めるのはまだ早いですよ!
そんなわけで今日は、山田さんから勇気と希望をみなさんにおすそ分け頂きました。
ところで、横浜市内から撮影したパンスターズ彗星を紹介するスペシャルサイトを山田さんからご紹介いただきました。
毎日更新されるので、彗星の状態が手に取るようにわかります。
ぜひサイトにアクセス!!!