天体写真ファンなら必ず持っていると言っても過言ではないガジェットのひとつ「LEDヘッドランプ」。
ディスカウントショップの激安品から、穴場の大型釣具店のラインナップや本格的な登山用のモノまで、お気に入りの製品は様々あれど、天体撮影ではなんといっても赤LEDタイプは外せない機能の一つです。
巷ではよく、「暗い所では瞳孔が開いているので、白い明かりを付けると星が見えなくなります。だから赤いセロファンを貼った懐中電灯を使いましょう」とはいうけれど、機材の組立時はやっぱり白い明かりが超便利。
赤いライトは、主に周辺に他人がいるようなシチュエーションで迷惑をかけないためのマナー的要素が強かったりも。
・・・とまぁ、どのみち白と赤が切り替えられるタイプが、便利で理想的なのは言うまでもありませんね。
そんな中(?)、我がTTスタッフたち御用達のヘッドランプというのが実は存在するのでアリマス!
あ・・・超巨大なヘッドランプに見えますが、アインシュタイン博士の方が圧倒的にちっちゃいのであります!
「ペツル(Petzl)」というブランドのヘッドランプで「e+LITE」という商品(実際には50円玉を横に2個並べたくらいのコンパクトなサイズ。超軽量で専用ケース付き)。
「どっかで見たことあるぞ!」あるいは「オレそのブランドの商品、使ってるもんね!」というアナタは、もしやクライマー? いや、レスキュー関係者かも・・・。
というのも、Petzlはフランスのメーカーで、本格的な登山やクライミング、ケイビング関連の様々なツールをラインナップしているブランド。
中でもこの小型の「e+LITE」は、万が一の緊急用途、補助ライトとして、現場で頼りになるガジェット。プロ御用達の一品だそうです。
あれは数年前のこと・・・。
TTスタッフの一人がオーロラ撮影の仕事でカナダのイエローナイフを訪れた時、居合わせたオーロラ写真家”高坂雄一”氏の頭に光っていた”ソレ”を無理やり奪ってきたのが事の始まり(笑)。
「e+LITE」は高坂さんも大のお気に入りのガジェットで、仕事仲間や友人たちに薦めていらっしゃるのだとか。
小さい、軽い、防水、省電力、白と赤の切り替えがある・・・のは当たり前で、同じような商品は山ほどある。
じゃぁ、一体なにがいいのかって?????
まず、 天文用としては、明る過ぎないところが、使い勝手いいんですよね。
それから、裏面に可動式のフリップが付いていて、帽子のツバに装着したり、こんなふうにテーブルの上で自立させることも可能。
もちろん、このフレキシブル機能は、頭に付けた時に照射位置を細かく調整するのが本来の用途。
次に、スイッチがレバー式なので、グローブをした手でも操作ができる点が 「Very good!」
でも、これは序の口。
このヘッドランプの最大のウリは・・・
ズバリ!「OFFスイッチが2個ある」 ←コレコレ!
ん? ピンと来ない?
じゃぁ、もう一度スイッチ部をよく見てみましょう!
切り替えスイッチの上と下に「OFF」が2ケ所あるのがわかるでしょう?
これがキモなんですわ。
この画像では、ちょうどロックの位置にレバーあります。不用意にスイッチが入らないようにとの配慮です。
でこのレバースイッチは、「OFF」から順に、白いLEDの1個点灯、3点灯、点滅の切り替えへと続き、さらにスイッチレバーを動かしていくと、今度は赤LEDの点滅、赤の常時点灯、そして再び「OFF」に。
もう、お気づきですね!
そう、赤LEDのからも、白LEDからも、どちらからでもスイッチのON-OFF操作ができるという、痒いところに手が届く仕掛けなのでアリマス!つまり、スイッチレバーを一段階動かすだけで、ダイレクトに赤いライトをつけたり消したりできるというスグレモノなわけですよ。
えっ?まだ便利さがわからないって? むー・・・、私の負け、です。
今日は、朝からTOAST Online Shopはご注文が殺到し、発送担当者は昼食を抜いてひたすら準備に追われていました。
以下唐突に業務連絡です。
「Giottos Professional Mini Tripod」は、完売しました。
「1W型LEDフラッシュライト・青」は、残りほんのわずかです。
「外部電源用バッテリープレート」入荷しました!
「ジンバルフォークユニット」は、在庫がほんのわずかです。次回入荷未定なので、ご検討中の方はお早めに、どうぞ!