モバイル赤道儀「TOAST Pro」のセットAもしくはセットBをご購入された方には、ポーラファインダーユニットが付属しています。そのポーラファインダーには、メーカー出荷時に黒い樹脂製のレンズキャップが前後に1個ずつ付属しています(TOASTおよびTOAST Pro初期出荷分には付属していません)。
このキャップ、一見全く同じ大きさの同じものに見えますが、裏返して内側を見てみると・・・小さな数字が刻印されているのがわかります。
実は、この2つのキャップ、サイズが微妙に異なります。
少し大き目で「26」と刻印されているのは、接眼レンズ用。
「255」と刻印されているのは、対物レンズ用です。
同じ色で見た目の大きさも差が分かり辛いため間違いやすい・・・。
「出荷時にシールでも貼っとけや!」
というお声が聞こえてきそうですが・・・・。
直径が少し大き目の接眼レンズ用キャップを、直径の小さな対物レンズ側にはめようとすると、”ユルユル”で簡単に落下し、外れてしまいます。
逆に、対物レンズ用のキャップを接眼レンズに軽く当てはめても、対物レンズ用キャップは直径が小さいため、簡単にははめられないようになっています。
が・・・、少し強く力を入れて半ば無理やりに差し込むと・・・、まぁはめられないことはない、といった感じです。
でも・・・、「ちょっと待ったぁー!」
直径が小さい対物レンズ用のキャップを、接眼レンズ側に無理やり差し込むと、大きさが合わないため樹脂製のキャップの縁が切れてしまいますのでご注意を。
以上、今日の豆知識でした。