去る2月16日未明、地球に約27700キロメートルまで接近した小惑星「2012DA14」を撮影された方は多かったようですが、天体写真家の飯島裕さんから作品をお送りいただきましたので早速ご紹介しましょう!
【撮影データ】
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M5
レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-35mmF2.0(18mm F2.5)
感度:ISO1600
2月16日04時38分45秒~05時10分45秒(60秒露出 × 30コマを比較明合成)
TOAST proで追尾
撮影地:山梨県鳴沢村
小惑星がしし座を横切っていく様子がよくわかりますね。
飯島さんによると、小惑星の明るさはおおよそ6等代後半で双眼鏡で見ていてもその動きがわかるほど速かったとか。自分の目の前で、今まさに小惑星が通過していく様子を実感して、感激したとおっしゃっていましたよ。
今回はちょうど、しし座の系外銀河付近を通過するとあって、この構図を狙ったかたも多かったのでは?
画面やや上部に有名なM65、M66、NGC3628が写っており、その横をかすめるようにして小惑星2012DA14が猛スピードで通過して行きます。
皆さんの成果はいかがでしたか?
飯島さん、貴重な作品をご投稿いただき、心から感謝申し上げます。