【TOAST豆知識】サードパーティ製のアクセサリーでDish-2のシステムアップ例

発売以来、ご注文が殺到しているTOAST Pro極軸合わせ専用微動架台「Dish-2」ですが、今回は、システムアップの情報などを少しご紹介しましょう。

 

Dish-2による微動調整は、たとえば軸の1本を北または南の位置になるよう配置した場合、仰角方向で最大約15度、東西方向は、最大約8度の範囲で移動操作が可能ですが、北海道や九州、海外遠征時などTOAST Proの傾斜角度である35度前後の緯度地域以外で撮影を行う場合は、三脚の脚の一本を伸縮させることで傾斜角度を調整するのが一般的ですが、市販のレベラーやハーフボールを組み合わせることでより快適なシステムアップを図ることができます。

 

 

例えば、天文ファンにも圧倒的な人気を誇るGITZO「システマティック・シリーズ」の三脚をお使いの場合は、上記画像のようにGITZOのビデオアダプタにManfrottoのハーフボールを組み合わせ、その上にDish-2を搭載することにより、三脚の水平を保ったままの状態で、さらに約±8度の傾きを加えることができます。

Dish-2の高度調整範囲は約15度内ですが、調整範囲限界に近づくにつれて調整ネジのトルクが増し、物理的にストッパーがかかる構造となっています。そのため、約±8度の傾斜角度を加えることができるこのシステムの場合は、北海道や九州での撮影で非常に便利です。

以上、本日のTOAST豆知識でした!