新年明けましておめでとうございます!
みなさんどんなお正月を過ごされましたか?
おせちとTV三昧で体重がググっと増加した方や、機材の手入れに余年がなかった方など、みなさんそれぞれのお正月を堪能されたことでしょう。
さて、12月に売り切れとなり、多くのお問い合わせをいただいておりましたモバイル赤道儀用「外部電源用バッテリープレート」が本日入荷しましたのでご案内いたします。
この「外部電源用バッテリープレート」なるオプション、簡単に言えばキヤノンのデジタル一眼レフカメラ用のリチウムイオンバッテリー「LP-E6」をTOAST TECHNOLOGYのモバイル赤道儀で使用できるようにするためのガジェットです。
ちなみにLP-E6は、キヤノンのEOS 5D Mrak2、5D Mark3、7D、6D、70D、60D、60Da専用のリチウムイオンバッテリー。
どのカメラも天体写真撮影には最適で人気の機種。
もしこれらのカメラユーザーで、予備のバッテリー(LP-E6)をお持ちなら、ぜひオススメしたいオプション、それが今回ご紹介する「外部電源用バッテリープレート」です!
「外部電源用バッテリープレート」の裏面にはいわゆるマジックテープ(面ファスナー等)が予め貼られています。もちろん固定する側に貼る対のテープ(糊付き)も付属していますので、好きな場所に外部電源用バッテリープレートを固定して使用することができます。
さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、本日のお問い合わせです。
【ユーザーQuestion】
外部電源用バッテリープレートの購入を検討しています。実際にどこに付けたらいいのでしょうか?
【TTスタッフからのAnswer】
確かにマジックテープ固定で自由度が高い分、迷ってしまいますよね。
でも、「ここが正解!」という答えは残念ながらありません。
なにしろ、モバイル赤道儀は、運用方法や保管方法など、それぞれのユーザーによってまちまちだからです。
でも、それじゃ今回の答えにはなりませんから、TTスタッフやプロカメラマンの方々が現場でやっている方法をちょっとだけご紹介することにしましょう!
TTスタッフの多くは、このスタイルです。
そう、モバイル赤道儀本体ではなく、三脚の脚に直接装着する方法。
このスタイルは、コードを伸ばした状態で使用できるので、コードに無理なストレスがかからず、見た目もスマート。
さらに、カイロをくるんだタオルやハンカチでバッテリープレートごと三脚の脚をぐるぐる巻にできるので、低温環境下での電源保温時にも便利な場所と言えます。
一方、プロカメラマンの方々のシステムを拝見すると、こんなスタイルを多く見かけます。
TP-2の裏面の凹んだ部分に、「外部電源バッテリープレート」を横位置で装着しています。
この方法だと、ケーブルへのストレスも皆無ですし、三脚の脚のように引っ掛けてしまうこともありません。
さすがプロカメラマンが考えることは、理にかなっていますよね。
上から見下ろすと、カールコードがこんな感じに見えてちょっとカッコイイかも(?)
みなさんも、これらのスタイルを参考にしながら、ご自身のシステムや運用スタイルにあった装着方法を探してみてくださいね!
ちなみに、LP-E6の公称容量は1800mAh、公称電圧はDC7.2V、重さはわずか85g。
コンパクトで超軽量!!
さらにこの「外部電源用バッテリープレート」を使用するメリットとしては、カメラの予備電源を有効活用できるのはもちろんのこと、LP-E6の電圧がDC7.2Vですので、5Vのバッテリーやeneloopなどに比べ、トルクアップという副産物も得られます。
(電圧が高くなるとトルクも高くなりますが、エネルギーの多くが熱として消費されますので、そのぶん駆動時間は短めになります)。
何よりありがたいのは、たとえば海外遠征の時など、持っていける荷物に制限があるような場合です。
持参する電子機器によって、バッテリーは異なりますので、そのぶん、充電器もバッテリーの種類ごとに持参しなくてはなりません。
カメラとモバイル赤道儀のバッテリーが共用できれば、荷物が減らせるのはもちろん、万が一のときにも予備電源としてお互いにやりくりできるのが、なによりの安心感。
プロカメラマンに人気のオプションである理由が、よくわかりますよね。
「外部電源用バッテリープレート」は、現在即納可能ですので、ぜひシステムに加えていただければ幸いです。