TP-2の内部はブルー!?

電子回路
今回は、TP-2ユーザーの皆さんが絶対に見られない部分のお話を少し(どうでもいい話です!!)。

 

TP-2のモーター制御を司る回路は複数の基板で構成され、1mm以下のチップ積層セラミックコンデンサ類の他、数多くの精密部品で構成されています。

これらの電子部品は、リール状やチューブ状など特別なパッケージでメーカーから供給され、TP-2工場の基板実装装置ラインで、自装機と呼ばれる組立てロボットが各部品を次々に自動で実装していきます。

量産商品では当たり前のロボット実装ですが、安定した品質を保証する製品づくりには欠かせません。

すべての自動実装が終わると、最後に搭載マイコンにプログラムがインストールされ、幾度もの検査を経てTP-2の組立て工場へと送られるのです。

 

サービスエンジニアしか目にすることがないTP-2の内部。
基板には緑色のものを使うのが一般的ですが、開発スタッフのどうでもいいこだわりによって深宇宙をイメージした特別仕様の青い基板が仕込まれています。

冒頭の画像がそれ。TP-2の内部は、実はブルーの世界だったんです!

そうそう、筐体内部の限られたスペースに1mm以下のギッチギチの合わせで絶妙に組み込まれているので、間違っても筐体を自分で開けたりいしないでくださいね、戻せません(笑)。

筐体の構造に関わるネジ類はすべて特別な接着剤で固定されていますので、これに無理矢理工具を使った場合、修理も保証も効きませんので、そんな冒険心は捨ててください(笑)。

以上、なんの役にも立たない「TP-2の内部は青い!」(笑)でした!