モバイル赤道儀120%活用術!
このコーナーでは、マニュアルの中にはおさまりきらないモバイル赤道儀の活用術をご紹介します。TOAST Technologyスタッフによるさまざまな活用法から、掘り出し物の情報が見つかるかも?
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Dish-2用 UNC1/4”円形プレート発売
TP-2で天体自動追尾撮影の極軸調整支援用微動架台として、さらにモーションタイムラプス撮影時の正確な水平出しを行うレベラーとして人気の「Dish-2」。
多くのTP-2とDish-2を導入している放送業界では、天体自動追尾撮影やモーションタイムラプス撮影以外のシチュエーションで「Dish-2」が活躍しているそう。
例えば、ムービーカメラでの3D撮影や、同じくカメラを並べてモザイク法で8Kのタイムラプス素材を撮影するときなど、複数のカメラの画角を正確に調整するための微動架台としてもDish-2が使われています。
そんなDish-2ですが、以前とあるテレビ番組制作部門からの依頼で特注製作したのが今回発売されたDish-2専用UNC1/4”円形プレートです。
実はこの円形プレート、CP+2014のTOAST TECHNOLOGYのブースで参考出品されていました。
その際、プロカメラマンの方々からDish-2と機材の脱着を行うための円形プレートを、付属のUCN3/8”用だけではなく、オプションとしてUNC1/4”対応の円形プレートも出してほしい、という声を数多く頂きました。確かにUNC1/4”の円形プレートがあれば、TP-2だけでなく様々なカメラシステムでDish-2を使えるようになりますよね。
そして今回、TP-2のオプションとして正式にTOAST Online Shopで発売されることになりました。
外観は、Dish-2に標準で付属しているUNC3/8”対応の円形プレート(画像左)と同様ですが、中心の固定ネジがUNC1/4”仕様(画像右)になっています。
TP-2に付属するネジ径変換アダプターを使えばTP-2用の予備の円形プレートとしても使用できます。また、付属品のUNC3/8”円形プレートはTP-2につけたまま保管し、モーションタイムラプス撮影など、他の撮影にDish-2を使用したいときにこのUNC1/4”円形プレートを使えば、TP-2から毎回プレートを脱着する手間も省けますよね。
カメラ周辺機器の多くはUNC1/4”での接続が前提になっていますので、Dish-2をパノラマ撮影時の高精度なレベラーとして使用する際にも便利ですよ。
TOAST Online Shopにて発売中!