高緯度地域でのDish-25活用術

Dish-25は、タイムラプス撮影時だけでなく、実はモバイル赤道儀として緯度の高い地域で天体の自動追尾撮影を行う場合にも役立ちます。
例えばオーロラの撮影などでアラスカやカナダなどの高緯度地域に遠征する際、国内での撮影と比較して極軸が天頂方向にかなり傾いた姿勢でセッティングを行う必要があります。こうしたシチュエーションでは、Dish-25を三脚接続アダプターとして利用することにより安定した姿勢でシステムを構築可能になるのです。

TOAST Pro付属ネジ変換アダプターでU1/4ネジの装着が可能

U3/8専用のDish-25にU1/4ネジ対応の三脚や雲台等を使用する場合には、TOAST Pro本体に付属している専用のネジ変換アダプターが対応するように設計されています。市販のネジ変換アダプターは適合しませんのでご注意ください。

【手順解説ムービー】TOAST Pro付属のネジ変換アダプターをDish-25に装着

Dish-25にポーラファインダーユニットを装着

Dish-25と同時にポーラファインダーユニットを使用する場合には、別売の専用ポーラファインダー・ステー接続ネジが必要になります。ポーラファインダーの取り付けステーに付いている固定ネジは、ユーザー自身で簡単に交換可能です。

【手順解説ムービー】Dish-25専用ポーラファインダー・ステーネジへの交換

太陽活動周期の関係で、今年(※2013年)はオーロラの当たり年と言われています。Dish-25を導入して、オーロラのタイムラプスムービー撮影へのチャレンジや、北極圏ならではのオーロラと星空の共演をぜひ作品にしてみてくださいね。