岡部隕石の落下から60年!記念碑建立とイベントで世代を超えた地域交流を!

皆さん、「岡部隕石」って聞いたことありますか?

今から60年前に埼玉県の岡部村(現在の深谷市今泉)に落下、現在は国立科学博物館に展示されている隕石です。

 

日本で確認された隕石は現在までに約50例、そのうち19か所には記念碑や説明板が建てられているそうですが、この岡部隕石に関しては目印として小さな塩ビ管が置かれているだけ。

戦後初の落下目撃隕石で人の至近距離に落ちた世界的にも珍しい隕石ですが、残念なことにその存在は忘れられつつあります。

落下地点を示す塩ビ管も、このままでは分からなくなってしまう・・・。

そこで立ち上がったのが古天文愛好家の前田知絵さんを中心とした星をこよなく愛するメンバーたち。

岡部隕石の存在を後世まで伝えるため、落下地点に「岡部隕石」の名を留める記念碑を建てようとクラウドファンディングのプロジェクトがスタートしました。

 

クラウドファンディングの目的は100万円、達成のあかつきには国立天文台の渡部 潤一 先生をはじめ隕石分野で活躍する研究者の方々をむかえて記念イベントを開催するとか。

1万円以上の支援で、記念碑に名前が刻まれるというのもニクイですね!

興味のある方は岡部隕石記念碑設立のクラウドファンディングサイトまで。

以上、お知らせでした!

締切迫る!「2018年8月2日(木) 超高画質動画で次世代に備える!ナイトタイムラプス&モーションタイムラプス撮影テクニック」銀一開催セミナー参加者募集!

プロ用の撮影機材を数多く取り扱っている銀一では、8月2日にナイトタイムラプスのセミナーが開催されます。

TOAST TECHNOLOGYも機材協力しているこのセミナーは、主にプロのフォトグラファーを対象にしたものですが、これから本格的にナイトタイムラプスに挑戦しようと考えているTOASTユーザーの皆さんにも大きなヒントになること間違いなし!

場所は東京都中央区月島。平日の午後開催ですが、興味がある方は下のバーナーから銀一のセミナーサイトで詳細をご確認ください。

【超高画質動画で次世代に備える!ナイトタイムラプス&モーションタイムラプス撮影テクニック】

日 時:2018年8月2日(木) 14:00~15:30
場 所:銀一スタジオショップ イベントスペース
東京都中央区月島1-14-9 地図
参加費:¥3,000(税込)
定 員:20名

玄光社 新刊MOOK「ナイトタイムラプス撮影テクニック」発売!

玄光社から新刊MOOK「ナイトタイムラプス撮影テクニック」が発売されました。

 

玄光社 新刊MOOK

星空のタイムラプス撮影を中心に都市夜景やオーロラなど夜の時間帯に撮影されるナイトタイムラプスにフィーチャーしたテクニカル解説書です。

ここ数年で発売された多くのデジタル一眼には、インターバルタイマー撮影機能やタイムラプス動画撮影機能が搭載されていますが、このMOOKではこうしたカメラ内蔵機能を使った撮影方法が詳しく紹介されています。

またD850を使った露出ランピン撮影(日没から満天の星までをシームレスに撮影する方法)や各種モーションタイムラプス撮影など、ワンランク上の撮影にもチャレンジできます。

以上、すぐに役立つ新刊のご案内でした!

★お知らせ★ウェブサイトの閲覧環境をご確認下さい

TOAST TECHNOLOGYのウェブサイトは、セキュリティー強化のため
この5月より全ページをHTTPS化いたしました。

また、より高いセキュリティ設定に変更するため、
5月末までに「TLS1.0/1.1」の無効化が予定されております。

これに伴い、バージョンの古いOSやウェブブラウザからは
サイトがご覧いただけなくなります。

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冬の夜空のフォトジェニック:平野さん

 

今月の新月期は久しぶりに星空が広がってくれたようです。

今週はTOASTスタッフ2名が南信州に遠征して撮影にのぞみましたが、もう雪が降って来たそう。

八ヶ岳連峰もすっかり雪化粧です。

 

さて、常連の平野さんから新作が届きましたので早速ご紹介しましょう!

 

********** 平野さんのコメント **********

お久しぶりです。平野です。

今年の夏はひどい天気が続きましたが、秋も終わり冬に入ってやっと天候も安定してきましたね。

久しぶりに撮影に行ったので作例を送付いたします。

[オリオン座全景]

カメラ:α7S 天体改造
光学系:SIGMA70-200 F2.8 DG OS HSM F4.0 70mm
フィルター:LPS-D1
感 度:ISO25600
露 出:30秒×74枚
追 尾:TP-2
後処理:ステライメージ7でスタック・強調処再周辺部理(再周辺部のみトリミング)
撮影日:2017年11月17日
撮影地:山梨県鳴沢村

 

[作者コメント]
SIGMA70-200F2.8はF4に絞ると最周辺部が少し落ちるのみで済むので、フラット補正なしで最周辺部のみトリミングをしました。

狙っていたバーナードループを写せたのはよかったのですが、やはり露出時間が足りずノイズが気になります。南部を薄雲が通過したカットがあったためリゲルがにじんでいますが、これはこれでいいかと思います。

次は魔女の横顔に挑戦したいです。

 

[オリオン座中心部]

カメラ:α7S 天体改造
光学系:BORG 90FL+レデューサー 360mm F4
フィルター:LPS-D1
露 出:ISO25600(30秒×88枚)、ISO12800(30秒×22枚)、ISO6400(30秒×31枚)
追 尾:TP-2
後処理:ステライメージ7で各露出別にスタック、さらに3枚でスタックフラットエイドでフラット補正、再度ステライメージ7で各種強調処理
撮影日:2017年11月10日
撮影地:山梨県鳴沢村

 

[作者コメント]
ISO25600、12800、6400と露出を変えて処理してみたのですが、それでも全然足りないようでM42の中心部はほとんど飛んでしまいました。

M42中心部のHDR処理は今後の課題ということにしておきます。

 

[作者コメント]
11月10日の撮影風景も合わせて送付いたします。

この日は明るいうちから準備を開始することができました。
現地で何度かお会いしたことがある方の顔を初めて拝見し、寒い中楽しくお話をさせていただきました。

顔が見えなくても機材や星の話で盛り上がってしまえるのは天体写真家あるあるですね。

 

ところで、来年春にTP-2を持って1週間ほどハワイ島へ行くことにしました。

低緯度地域での極軸あわせには、TP-2を3ウェイ雲台に乗せるのがよいとどこかのTIPSで紹介されていた記憶があるのですが、TP-2+ジンバル雲台+2キロ程度のレンズとカメラを安定して乗せられる3ウェイ雲台の使用実績はありますでしょうか?

ManfrottoのMHXPRO-3Wであれば耐荷重8kgとの表記があるのでいけるかなーと思ってはいるのですが。

それとも北米皆既日食の記事でちらっと出てきたスカイメモの雲台でも対応可能でしょうか。

 

********** TOASTスタッフ **********

平野さん、ご投稿ありがとうございます!

超高感度撮影した膨大なカットのスタッキング処理で淡い星雲のディテールが見事に表現されています。

M42は非常に明るい天体ですのでISO6400の30秒露出でもオーバーになってしまいますよね。

簡単に写る天体ですが、表現がとても難しいのがM42です。

 

ところで、この時期にハワイ島へ遠征するのは最高ですね。どのあたりで撮影されるのでしょう?

もう数え切れないほどマウナケア山頂で夜の撮影の仕事をしてきたTOASTスタッフがいますが(一般の方は日没後30分以内に下山しなければならないルールがありますので山頂での星の撮影はできません)、空港の税関で極地用のダウンジャケットを見られるたびに「ハワイに来て水着を持ってこないなんてクレージーなやつだ」と言われるとか。

撮影場所にもよりますが、ハワイでも防寒対策はお忘れなく!

 

さてハワイ島は北緯19.5度と日本よりも15度ほど緯度が低いので設置スタイルにも工夫が必要になります。

TOASTスタッフが仕事で良く使うのはジッツオのロープロファイル雲台です。

ジンバル雲台ではトップヘビーになりがちなので、振動や過重によるたわみなどの対策用として、なるべくシンプルな機構で高さの低い雲台を選ぶようです。

画像は星の追尾撮影用ではなく、3WAY雲台をつかったバーティカルスタイルによるタイムラプス撮影用の例ですが、クイックリリースクランプ部分をDish-2に差し替えれば極軸合わせが正確に行えます。

 

その他では、三脚にビデオ雲台用のハーフボールを組み合わせDish-2で極軸調整をすることも多いですよ。

 

高さが増してくるとシステム全体として見た時にたわみも大きくなるので、ロースタイルがリスクヘッジになるという考え方もあります。

TOASTスタッフたちはコンパクトで堅牢、軽量なDish-2の魅力に取り憑かれているので(笑)、それ以外のサードパーティ製品については詳しい使い勝手をアドバイスすることが叶いませんが、極軸合わせの操作に慣れていないユーザーは、X-Y駆動の一般的な微動架台の方がわかりやすいかもしれません。

ManfrottoのMHXPRO-3Wなら仕様的には十分だと思いますが、可能であれば量販店の店舗などで実際に触って強度を確認されると良いでしょう。