今日の横浜みなとみらいは、朝から生憎の雨模様。
しかも気温が高く、ダウンジャケットを着て歩くにはあまりに暑い!
雨が降ると、来場者数に大きく影響するのがこうした大きなイベントの宿命です。あちこちのブースで、開場の準備を進めながら、雨への影響を懸念する声が聞こえてきます。
今日は、天体写真家の飯島裕さんがTOAST TECHNOLOGYのブースでトークセッションをやってくださる予定なので、音響システムの組み換え作業を進めます。
10時になると、あっという間に会場がお客様でうめつくされると同時に、館内の室温も一気に急上昇!
みなさん、額に汗しながら、目指すブースへと走ります。
TOAST TECHNOLOGYブースも、新製品の「TOAST Pro Delicious」、極軸合わせ専用微動架台「Dish-2」、タイムラプスアダプタ「Dish-25」を一目見ようと、お客様で溢れかえります。
特に今日は、TOASTシリーズのユーザーが多数ブースを訪れてくださいました。
極軸合わせの方法や使い方のコツを聞きに来てくださった方。
組み合わせるサードパーティー製システムアップパーツのアドバイスを求める方。
逆に、使いこなし術を密かに教えてくださるユーザーもいらっしゃって、今日はついつい話が長くなってしまします。
でも、一番嬉しかったのは初代モバイル赤道儀「TOAST」を今も大切に使い続けてくださっているという男性が駆けつけてくださったことです。
本当に嬉しかったです!
「TOAST Pro Delicious」の人気は相変わらずですが、今日は極軸合わせ専用微動架台「Dish-2」への注目度がぐんとアップ!
TOAST Proユーザーが、実際に「Dish-2」の質感や使い心地を試すために遠路横浜まで足を運んでくださいました。
手に持った第一印象は「欲しぃ~」、「美しぃ~」、「軽るぅ~イ!」、「コレを待っていたんですよ!」など、嬉しいお言葉ばかり。
デザインや加工・仕上げの美しさはもちろん、「使い勝手も研究し尽くしているね」、という声もいただき、開発スタッフが聞いたら涙モノです。
多くの場合、ユーザー登録時に記入頂くアンケート結果で全体の傾向を読みながら開発や商品のラインナップなどが検討されていくのですが、アンケートで微動架台を望む声は、実はごく僅かだったんですよね。
そんなこともあって、ついついプライオリティが下がっていた微動架台ですが、ようやく皆さんにお届けできる日が近づいています。
Dish-2(実用新案)、使い方は非常に簡単です。
接続するのは、三脚とTOAST Proの間。3/8インチの太ネジ加工がされていますので、もともとの雲台を取り外して、三脚本体のねじに直接装着するのがキモです。こうすることで、ガタのないシステムをつくり上げることができます。
TOAST Proとの接続は、円形のDovetail saddleになっていますので、まずはTOAST Pro本体ごとおおよそ北の方角にむけ、ステンレス製のクランプを締めます。
このクランプは、ステンレス材からの削り出しで、特殊な形状で加工したものなのですが、指先に優しくまとわりつくような最高のグリップ感を得られるので、CP+でも好評を頂いております。
主に意匠部分は、アルミ材の削り出しで、構造体は全てステンレス材で構成している贅沢な作りです。
CP+は明日までですので、ぜひ「Dish-2」を触りに来てくださいね!
そして本日のメインイベント「天体写真家 飯島裕氏によるトークセッション」が、予定通り15時からスタート。
カメラメーカーの開発担当者の方も最前列で聞き入ってくださいました。
それにしても、飯島さんの作品は本当に素敵です。
本邦初公開の作品も披露され、多くの来場者の方がブースを囲んでくださいました。
「飯島さん、お疲れ様でした!感謝でありますっ!」
長時間にわたって聞いてくださった皆さんにも心から御礼を申し上げます。
PA設備の関係で後ろの方は、声が聴きづらかったと思います、申し訳ありませんでした。
さて、明日はいよいよ最終日です。
気温が低そうですので、暖かい格好でいらしてくださいね!
そして「TOAST Pro Delicious」の実物を見る最後のチャンスです!
皆さんお誘い合わせの上、TOAST TECHNOLOGYのブースへお越しください!