CP+ 二日目終了 ブースはギューギュー!

今日も朝からパシフィコ横浜のCP+入場受付前には長蛇の列が・・・。

みなさん肩から最新のデジタル一眼レフカメラを下げていらっしゃる方ばかりなので、油断すると全員取材陣に見えてしまいます(笑)。

2日目の朝も、まずはプレスタイム。
報道関係者が優先入場で取材を開始します。

今日も、話題の「TOAST Pro Delicious」を中心に様々な取材を受けました。

お昼を過ぎるともう人人人・・・。

TOAST TECHNOLOGYのブースもギューギューの満員御礼状態です。

そんなわけで、今日もあまりの来場者の多さに、ブースの様子を撮影するタイミングが全くなかったので、終了後にちょっとスナップしてみましたのでご紹介しましょう。

 

一軸式のポータブル赤道儀は、その構造上、自由雲台では北の空の撮影に制限がある場合があります。

ユーザー登録カードのアンケートに書いてくださったユーザーの感想でも「それがネックだ!」という声がいくつかありましたので、こんな解決策をご提案してみました。

これは、TOAST Proの拡張性を利用した「バーティカルユニット」のシステム例です。

 

望遠鏡メーカーや販売店であれば、直ぐに「簡易赤緯軸」を造る、という発想に辿り着くところですが、あくまでもカメラの周辺機器であるTOAST Proは、望遠鏡の規格に何もとらわれる必要がありません。

こんなふうに、非常に軽量なアルカスイス規格のバーティカルユニットを使えば、真北や真南の夜空もフルカバーできるシステムが簡単に構築出来るのです。

フルサイズ機など、重さのあるカメラであれば、こんなふうに反対側にも自由雲台でカメラを搭載すればバランスウェイトをつかうことなく極エリアの撮影が自由に行えます。

EOS Kissなど軽量なカメラであれば、下側に何もつけないで、そのまま1台のカメラを上に装着するだけでOKです。

このバーティカルユニットは、近々、TOAST Online Shopで販売を予定しておりますので、興味のある方はWebをチェック、です!

 

 

次は、アルカスイス規格のクイッククランプを利用したデュアルカメラシステムの例です。軽量な延長バーをつかって左右に小さめの自由雲台を配置し、EOS Kissや60Dなどの軽量なカメラをバランスよく配置すれば、流星群の撮影などで大活躍しそうなシステム例ですね。

 

今回は、ジンバルフォークユニットで完全にクランプフリーの状態にしたBORGの新製品「89ED」も展示しています。超人気の89EDは、BORGさんのご協力で展示が実現したものです。奥は77EDの金属鏡筒を、これまたジンバルフォークユニットに搭載したシステム例ですね。

「BORG 89EDが搭載できるならいいなぁ」と思ったアナタ、ちょっと待った!です。

モバイル赤道儀と一般の望遠鏡用赤道儀、それぞれ一長一短があります。

屈折望遠鏡を使った直焦点撮影をメインでお考えの方には、小型望遠鏡用の赤道儀の方が圧倒的に使いやすいです。でも、大型で非常に重いのが難点です。

逆に、ジンバルフォークユニットをつかったBORGシステムは、ご覧のとおりかなりトップヘビーの状態になりますので、望遠鏡用赤道儀に比べて歩留まりは当然悪くなります。

つまり、歩留まりや使い勝手に多少の制限があったとしても、たとえばニュージーランドに遠征撮影に行く際など、航空機の預入荷物の制限の範囲内で機材を持って行きたい、というシチュエーションには、広角からBORGまで1台で対応できるTOAST Proは、絶好の選択肢となります。

重い望遠鏡用の赤道儀が使いやすいのはわかっているものの、機材の運搬に制限があるなどは、TOAST Proに分があるというわけです。す。

こんなふうに、全てを一つの機材で完全にカバーするのではなく、自分の撮影スタイルにあわせてシステムをチョイスすることが、成功の鍵です。

望遠鏡での撮影がメインなら、迷わず望遠鏡用の赤道儀をお買い求めくださいね。

 

こちらは、先日発売が発表されたばかりの、TOAST Pro極軸合わせ専用微動架台「Dish-2」の展示の様子です。実際に手に持ってみるとわかりますが、男子にはたまらない、そのマテリアル感と仕上げの美しさに、思わずウットリです。みなさん口々に「コレ欲しぃ~!」っと叫んでいらっしゃいました。

ぜひ、実物のDish-2をCP+会場で手にして見てくださいね!

ところで、明日は、TOAST TECHNOLOGYのブースでちょっとしたイベントが行われる予定です。

詳しくは、このあと2回めの更新でお知らせしますが、明日の午後はTOAST TECHNOLOGYのブースに直行ですよ!