エータ・カリーナ星雲

南半球はカメラレンズで楽しめるフォトジェニックな天体の宝庫。

特に中望遠レンズで次々にそれらをおさめていくのは実に楽しいものです。

その中でも、エータ・カリーナ星雲は格別な存在。

135mmでも十分見応えのある作品が撮影できます。

これも雲の合間から「カシャっ!」

【南十字座】
カメラ:Canon EOS 6D
レンズ:EF135mm F2L USM(F2.8)
感 度:ISO3200
露 出:120秒
追 尾:TP-2
撮影地:オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)

南十字座

この夜は、次々に薄雲が夜空を通過するあいにくの天候。

でも、そんな時こそチャンス!?

タイミングを見計らって、わざと雲を少し通過させることでディフューズ効果を簡単に得ることができます。

市販のディフュージョンフィルターと比べると、星の滲み方が独特ですよね(今回はちょっと滲み過ぎですが)。

この作例も1ショット撮影によるものです。

【南十字座】
カメラ:Canon EOS 6D
レンズ:EF135mm F2L USM(F4)
感 度:ISO3200
露 出:120秒
追 尾:TP-2
撮影地:オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)

アンタレス付近

TP-2なら広角から望遠まで、様々なレンズを交換しながら星空のハンティングを手軽に楽しむことができます。

この作例は、EOS 6DとEF135mm F2L USMの組み合わせで撮影されたひとコマ。

露出時間150秒の1ショットをAdobe LightroomでRAW現像、複雑な散光星雲のディテールが簡単に浮かび上がってきます。

【天の川中心部】
カメラ:Canon EOS 6D
レンズ:EF135mm F2L USM(F4)
感 度:ISO3200
露 出:150秒
追 尾:TP-2
撮影地:オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)

ニコン AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED

天文ガイド9月号(発売中の今月号)で表紙を飾った天の川銀河。雑誌では表紙の規格によって正方形にトリミングされていますが、実は縦構図の画像でした!

Nikon D810Aに AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED、TP-2による自動追尾撮影の作例です。

RAW現像による1ショット画像ですが、オーストラリアの夜空の暗さがよくわかりますね!

【天の川中心部】
カメラ:Nikon D810A
レンズ:AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED(開放)
感 度:ISO1600
露 出:90秒
追 尾:TP-2
撮影地:オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)

天文ガイド9月号表紙

台風一過の今日は久しぶりの青空が広がっています!

関東甲信地方では7月19日に梅雨明け宣言が出されたましたが、その後もずっと悪天候が続いて天体写真ファンにとってはストレスがたまるばかりの夏ですね。

 

ところで、誠文堂新光社の雑誌「月刊天文ガイド」9月号の表紙は、ニコンが6月末に発売したばかりの新しいレンズ「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」による天の川銀河です。

カメラは同じくニコンのアストロカメラ「D810A」、コンポジットなしの1ショット作品です。

F1.4のハイスピードレンズならわずか90秒の露出でここまでのディテール表現が可能なんですね。ちなみにTP-2による自動追尾ですよ(笑)。

撮影地はオーストラリア。シドニーから車で7時間ほど内陸に入ったワランバングル国立公園(ニューサウスウェールズ州)で撮影されたものです。

ワランバングル国立公園は、オーストラリア初のダークスカイ・パークに認定されたエリアで、夜空の暗さは折り紙付き。

F1.4のレンズでも長秒露光可能な素晴らしい星空が広がっています。

南半球での天の川撮影のベストシーズンは4月から6月にかけての新月前後。来年は真っ暗なオーストラリアの星空を撮影しに出かけてみてはいかが?