皆さん、「岡部隕石」って聞いたことありますか?
今から60年前に埼玉県の岡部村(現在の深谷市今泉)に落下、現在は国立科学博物館に展示されている隕石です。
日本で確認された隕石は現在までに約50例、そのうち19か所には記念碑や説明板が建てられているそうですが、この岡部隕石に関しては目印として小さな塩ビ管が置かれているだけ。
戦後初の落下目撃隕石で人の至近距離に落ちた世界的にも珍しい隕石ですが、残念なことにその存在は忘れられつつあります。
落下地点を示す塩ビ管も、このままでは分からなくなってしまう・・・。
そこで立ち上がったのが古天文愛好家の前田知絵さんを中心とした星をこよなく愛するメンバーたち。
岡部隕石の存在を後世まで伝えるため、落下地点に「岡部隕石」の名を留める記念碑を建てようとクラウドファンディングのプロジェクトがスタートしました。
クラウドファンディングの目的は100万円、達成のあかつきには国立天文台の渡部 潤一 先生をはじめ隕石分野で活躍する研究者の方々をむかえて記念イベントを開催するとか。
1万円以上の支援で、記念碑に名前が刻まれるというのもニクイですね!
興味のある方は岡部隕石記念碑設立のクラウドファンディングサイトまで。
以上、お知らせでした!