おとなり韓国のTOASTユーザーJANG氏から、見事な作品が届きました。
JANS氏が、モバイル赤道儀TOAST Proを携えてモンゴルへ遠征して撮影したというのがコレです!
普段よく目にする天の川の作品と、だいぶ違って見えますよね。
星の一つ一つが細かく描写され、なんだか奥行きを感じるようです。
その謎を解く鍵が撮影データの中にありました!
カメラ:EOS 5D Mark III( ローパスフィルターレス仕様)
レンズ:Contax C/ Y 100mm(f2.0)
感度:ISO800
露出:各240秒
撮影&処理:6枚モザイク
追尾架台:TOAST Pro
撮影地:モンゴル
まるで中版カメラで撮影されたようなシャープさを持つこの作品は、モザイク法という撮影手法が使われています。
焦点距離100mmのレンズで、少しずつ絵が重なるように画角を変えながら撮影を行います。
撮影後は、Photoshopの画像処理ソフトで重なった部分が目立たなくなるように丁寧につなぎ合わせ、1枚の超高解像度の作品に仕上げるという手の込んだ作品なのです。
5D MarkIIIの場合、記録画素を最大にして撮影すれば横方向の解像度は、5760ピクセル。
今回は、6枚の画像でモザイク処理をしているので、横方向の解像度は約3倍。
1ショットの撮影では絶対に不可能な超高解像度は、こうして作られるのです。
あまりに見事なモザイク作品に、TOASTスタッフもおもわずウットリ・・・。
JANSさん、作品の投稿ありがとうございました!