2013年 ペルセウス座流星群の成果は!?

12日夜から13日未明にかけてペルセウス座流星群の出現ピークが見られました。

今年は、月齢のめぐりも良く、夜半前には月が沈む絶好の観測条件に恵まれ、各地でペルセウス座流星群の様子が撮影されたようです。

かういうTTスタッフも、12日の当日、朝からGPV気象予を眺めつつ、長野県中部の山中へ遠征することを決断。関東甲信越地方では薄雲が広く張り出す予報だったため、できるだけ標高の高い場所を目指し、いざオフィスを出発です!

お盆の真っ最中の中央高速道路は、事故や故障によるハプニング渋滞がいくつかあり、いつもの1.5倍の時間をかけてたどりつきました。

現地へ到着したのは、ちょうどスピカ食が終わった直後。
車をとめた山中の駐車エリアには、すでに幾つもの望遠鏡が並び、スピカが消える瞬間を見事とらえて皆さん興奮状態です。

中にはTOAST Proユーザーも数名いらして、今夜のペルセウス座流星群の極大に向けて、準備万端の様子。

 

さて、今回のTTスタッフのミッションは、とあるメディアからの依頼で超高感度カメラを使った流星の動画撮影にチャンレンジです。

もちろんTOAST Proに超高感度カメラを搭載しての追尾撮影です。

 

スピカをすぐ横に侍らせた細い月が西の空に沈むと、いよいよペルセウス座流星群の撮影がスタート!

夜半前には明るく経路の長い流星がいくつも見られましたが、極大に近づくに連れて、なんだかどんどん流星の数が減っていくような・・・。

でも、超高感度カメラでの撮影は予想以上の成果!一晩で1000個を超える流星を動画でとらえることに成功しました。

ムービーカメラは、スチル機材よりも重くバランスが悪い状況でしたが、一晩なんなく追尾してくれました。

その横では、モバイル赤道儀TOAST-ProにEOS 5D MarkIIIを搭載し、タイマーリモートコントローラーでインターバル自動撮影を仕掛けておきましたが・・・、残念ながら見応えのないものと相成りました。

2013年ペルセウス座流星群

 

久しぶりにフィールドに持ち出したため、極軸の合わせ方がよくわからなかった、なんてメールもいただいていますが、みなさんの成果はいかがでしたでしょうか?

そうそう、遠征撮影からもどったら、機材のクリーニングと動作確認は忘れずに。