ユーザー登録とご優待ページの話

モバイル赤道儀シリーズをお買い求めの正規ユーザー様には、ユーザー登録をお勧めしておりますが、CP+にご来場いただいたユーザー様の中にはご登録されていないという方もいらっしゃいました。

オンラインショップおよび正規代理店でお買い求めのユーザー様は、ユーザー登録していただくと、専用のページからオプション等をご優待価格でお買い求めいただける特典がございます。ぜひご登録下さいませ。

また、ご優待販売ページをご利用の際、ブラウザにインターネットエクスプローラーをご利用の場合、ポップアップ画面に

「ユーザー名とパスワードをセキュリティで保護されていない接続で基本認証を使用して送信されます」

といったメッセージが現れることがありますが、これは会員制ページなどで利用される基本的な認証方法を用いた場合に表示されるメッセージです。
ユーザー名とパスワードを暗号化しないことを示したものであり、ご優待ページに入ることで個人情報等が漏洩することはございませんので、安心してご利用くださいね。

なおユーザー登録をお済ませのお客様には、4月以降、TOASTシリーズ「Pro」に関する耳よりの情報をお知らせできる予定です。ご登録がまだのユーザー様は、お早めにご登録をお済ませくださいね!

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CP+2016 大盛況のうちに終了しました!

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2月24~28日に開催されたCP+2016、盛況のうちに終了しました!

今年も多くの方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。盛況のブースの様子を写真に撮るつもりだったのですが、大勢のお客様がいらして、写真を撮るタイミングを逃してしまいました…
そんなわけで、写真は今年一番人気だった展示物(プロトタイプ)です。

TOAST TECHNOLOGYのブースには毎年来て下さるユーザー様も多くいらっしゃいますが、皆さまのお顔を拝見できるのも、スタッフの楽しみの一つでもあるんですよ!

次回もまた、お会いできるのを楽しみにしております!

CP+ 2016 開幕しました!

カメラと写真の総合展示会CP+、今年もパシフィコ横浜で開幕しました!

横浜は朝から寒い一日でしたが、会場は早速多くの人で大盛況です。

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TOAST TECHNOLOGYのブースにも多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました!

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今回初公開となるプロトタイプの展示や、TOASTシリーズ「Pro」のユーザー様に嬉しい新サービスのお知らせもございますので、ぜひTOAST TECHNOLOGYブースに足をお運びください。

思わずうっとり・・・星空の360度パノラマ:佐藤信敏さん

小型のウエアラブルカメラを複数台組み合わせたMotion VRやRICOHのTHETAを使ったVRなど、いま再び360度のVRコンテンツが注目されています。

TP-2を使って様々な作品づくりを楽しんでいらっしゃる佐藤信敏さんから、今度はなかなか衝撃的な作品が送られてきましたのでご紹介しましょう!

 

********** 佐藤信敏さんのコメント **********

先日は投稿の採用ありがとうございます。

今回は少し変わった使い道をご紹介します。
星空の360度のパノラマです。

映像の見方はグーグルマップのストリートビューと同じです。画面をドラッグすると絵がぐるぐると動き天地左右360度の映像を見ることが出来ます。WEB上での作品なので残念な事にULRでのリンクでしか見ることが出来ません。

実際の撮影はTP-2の上にパノラマ専用の雲台をのせて全天を8枚の写真に分割撮影をして、後作業でそれを合成してパノラマを作るという作業になります。

星空を撮るときは、おのおの2〜5分の露出をかけますので地上はぶれてしまいます。ですから赤道儀のスイッチを切って地上だけ別撮影をするという新星景の手法を使い作品を作り上げます。

機材はNikonD810AにSamyang12mm FisheyeとBushmanPanorama GOBIマウントという比較的ヘビーなセットを使っています。
長時間にわたりカメラを何度も動かして何枚もの撮影をする関係上しっかりとした赤道儀でないとカメラ位置が変わってしまい、後の合成作業でズレが出てしまい都合がよくありません。
かといって大きな赤道儀だと赤道儀自他も写ってしまいカメラアングルの制限が出来てしまうので、これも都合がよくありません。その点TP-2はコンパクトで剛性も優れ精度も高いので、このような無理な撮影でも完璧に仕事をこなしてくれます。

 

今回紹介するパノラマは伊豆半島の突端の爪木崎灯台からの星空と房総半島の御宿の海岸からの星空です。
1億4千万画素で作っていますのでモニターのフルスクリーンでご覧になると臨場感が増すと思います。
どちらも、とても足場が悪いところでの撮影でしたのでコンパクト・軽量で素早くセッティング出来る機材はとても有利でした。

御宿のパノラマは波の音をBGMに使っているのでその場で星見をしている臨場感も味わえると思います。

 

TP-2による爪木崎灯台360度パノラマ
 TP-2による爪木崎灯台360度VRパノラマ

カメラ:Nikon D810A
レンズ:Samyang 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE
パノラマ雲台:BushmanPanorama  GOBI
追尾架台:TOAST TECHNOLOGY  TP-2

 

TP-2による御宿海岸360度パノラマ

TP-2による御宿海岸360度VRパノラマ

カメラ:Nikon D810A
レンズ:Samyang 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE
パノラマ雲台:BushmanPanorama  GOBI
追尾架台:TOAST TECHNOLOGY  TP-2

 

***** TOASTスタッフ *****

小さな サムネイルを見たただけでも強烈な印象を受ける2つの作品。まずは何も言わずクリックしてみてください。驚きの世界がモニターに現れます。暗くした部屋のなかで、しばし時を忘れて御覧ください!

ディフュージョンフィルターを使った星空の美しさはもちろん、絶妙なバランスで浮かび上がらせた見事な地上のディテールからは、まさに佐藤さんのセンスの高さをうかがい知ることができます。

星が極端に小さくシャープに見えるのはモザイク合成処理による1億4千万画素という超多画素処理によるものですが、フルサイズ機対応のSamyan 12mm Fish-Eyeは、なかなか良い仕事をしてくれていますね。

 

ところで、佐藤さんが使ったパノラマ雲台はコンパクトな設計と使い勝手の良さが評判のチェコのメーカー。TOASTスタッフの知人カメラマンたちも数多く使っているパノラママウンです。遠征先のフィールド撮影では、どんな機材でもコンパクトで剛性の高いものが望まれます。そうした設計思想の機材たちは、ユーザーをどんどんフィールドに導いてくれるようです。

 

ところで「新星景」という言葉、去年あたりからよく耳にするようになってきました。

同じ画角で固定撮影と追尾撮影を行い、それぞれをマスク処理してひとつの画面に合成するという手法で、アメリカなどでは以前から積極的に取り入れられています。
完全なる合成画像作品なので特に国内では賛否両論があるようですが、サイエンスかアートかの主観の違いとも言えそうです。
合成処理であることをきちんと明記すれば、それはアート作品のひとつとして大いに受け入れられるものとTOASTスタッフは思うのでした。

ただし、この「新星景」、非常につくり手にセンスが問われる手法でもあります。いわば作者の脳内で合成された現実にはありえない世界を具現化するわけですから違和感があっても当然なのかもしれませんが、「合成処理作品」と銘打ってやるなら、ありえない世界をとことんリアルに追求してみたいものです。不自然な世界のなかに、いかに自然を作りだせるかが勝負とでもいえるでしょうか?

その点、佐藤さんは見事なバランス感覚とセンスをもっていらっしゃる作家さんですね。

現時点では無敵と言われる(?)IRカットフィルターを外した天体専用カメラのD810A。赤をしっかり出しながら自然なカラーバランスに仕上げるには、技術というよりもこれもまたセンスが必要なんですよ。

あー、それにしてもこの作品、ため息しか出てきませんね~。美しすぎるぅ!!!!

今夜は夢を見そうです・・・。

TP-2は玉手箱:佐藤信敏さん

 

TP-2に、富士フィルムのレンズ交換式カメラ 「Fuji X-E2」にニコンの大口径レンズ「AF-S NIKKOR 300mm f/2.8」を組み合わせたシステムでスタック処理による素晴らしい星雲の作品をものにされている佐藤さんですが、また違ったアプローチによる天体自動追尾撮影にチャレンジされているようですよ。

 

********** 佐藤信敏さんのコメント **********

この度はブログに取り上げていただきありがとうございました。

もうひとつTP-2の高性能がわかる写真を3点お送りします。

TP-2で星を撮られている方は多く見かけますが、月とか惑星の作例はあまり見かけません。軽量な機材を乗せればTP-2でも十分満足できる写真が撮れます。
これらはプロミナ500ミリF5.6というフォトビジュアル望遠レンズに、Nikon 1 J5と2倍のニコンのテレコンバーターをつけて撮影しています。
惑星の撮影では微細な振動でも画質が悪化するので電子シャッター搭載の軽量なNikon 1 J5というカメラを選んでいます。
連写モードを使い月で70枚、土星で80枚の写真をスタックして作っています。そうすることで大型赤道儀に望遠鏡をつけたセットに迫る写真を得ることが出来ました。
TP-2は使い方次第でどんどん天体写真の世界が開けてくる赤い玉手箱みたいですね。

 

月面 TP-2

 

月面 TP-2
カメラ:Nikon 1 J5
レンズ:PROMINAR 500mm F5.6 FL + 2倍テレコンバーター

感度:ISO160
露出:1/60~1/00秒
撮影数:70~80cuts
画像処理:RegiStaxにてスタック、ステライメージにてウエーブレット処理、PhotoShopにてトーン調節

追尾架台:TP-2 (TOAST TECHNOLOGY)

 

土星 TP-2
カメラ:Nikon 1 J5
レンズ:PROMINAR 500mm F5.6 FL + 2倍テレコンバーター

感度:ISO400
露出:1/8秒
撮影数:120cuts
画像処理:120カットのうち良像80カットをRegiStaxにてスタック処理、ステライメージにてウエーブレット処理、PhotoShopにてトーン調節

追尾架台:TP-2 (TOAST TECHNOLOGY)

 

***** TOASTスタッフ *****

RegiStaxをつかって80枚前後という膨大なカットをスタック処理するこで、解像感とSNが大幅に向上しています。

全ての天体写真がフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラで撮影しなければならない理由などなく、状況にあわせた最適な組み合わせで最高のパフォーマンスを得る知識の方が重要です。

TP-2は手のひらに乗るほど小さな赤道儀です。そこに1000mmを超える超望遠レンズを組み合わせればシステム全体が極端なトップヘビーな状態になります。

そこで佐藤さんは、重く大きなデジタル一眼レフカメラではなく、軽量なミラーレス一眼を採用します。

Nikon 1 J5は、13.2×8.8mmサイズCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼で、焦点距離は35mm判換算でレンズの焦点距離の約2.7倍相当の長焦点になり、望遠撮影には持って来いです。

さらにトップヘビーなシステムでは、シャッターを切る僅かな振動さえシステム全体の揺れに大きな影響を及ぼします。ミラーレス一眼は電子シャッター式なので、撮影時にミラーの上下駆動がなく無振動。頭でっかちな撮影システムのデメリットをうまくキャンセルする最適な選択です。

シャッター以外にも振動の要因は様々。風はもちろん、近くを車が通過するような場所ではその振動が大きなブレとなって画像に影響します。そして月面撮影では大気の気流の影響も懸念材料です。

 

さて、みんさんの中には、見慣れたごく普通の月面作品にも感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この作品の仕上げからは作者の高い絵的センスをうかがい知ることができます。

こうした作品ではついついコントラストを高めに調整してしまいがちなのですが、佐藤さんは絶妙なバランスで全体像を作り上げています。SNを最大限生かした非常になめらかな絵作りは、誰もが簡単にできるものではなく、まさに絵作りのセンスがモノを言う世界。

最終的にどういった作品(表現)にしたいか、あらかじめ頭のなかにイメージを描けてこそ、そのイメージを作るための最適な機材チョイスや画像処理を行うことができるものだと、TOASTスタッフは思う次第です。

今宵は、佐藤さんの月面作品をモニターに映し出しながら、ちょいと一杯ひっかけよっかな。

見ていて飽きませんもん!!!!!!