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モバイル赤道儀 HOMETOAST Style 安田幸弘さん

TOAST Style

Vol.03安田幸弘さん

安田幸弘 YUKIHIRO YASUDA
1970年生まれ、埼玉県在住。大手音響機器メーカーで製品開発の仕事を手掛ける傍ら、週末には各地に出掛けて行き、広角レンズによる「星空のある風景(星景写真)」を中心に個性的な作品を撮影し続けている。個展やグループ写真展なども各地で開催。日本星景写真協会(ASPJ)会員。

私の天体撮影スタイル

撮影風景

新月や満月を問わず、週末になると撮りたい写真を求めて出掛けて行き撮影を続けています。

普段は、三脚に中判カメラ(ペンタックス 67)やヒノサワさんちのアストロカメラ4x5を乗せて星空のある風景(星景写真)を撮影するというのがメインの撮影スタイル。夏場は、自家用車から途中バスに乗り換えて乗鞍畳平へ出掛け、星景写真やポタ赤(ポータブル赤道儀)に中判カメラを乗せて天の川などの星野写真を撮影しています。

昨年末、オーロラを撮影しに行くのを機にデジタル一眼カメラを購入し、デジタルカメラによる星空のスナップ撮影も始めています。

新型モバイル赤道儀TOAST Proがやってきた

新型モバイル赤道儀が自宅にやってきたのは、梅雨が間近に迫った5月のこと。

目の前に現れた小さくて軽いキャリングバックは、赤道儀が収められているとは到底思えない大きさ。この中に必要な機材がすべて収められていることにまず驚かされました。

重さを計ってみたところ、本体はわずか1.5kgと非常に軽量でした。これなら普段6×7判カメラで使用している小型・軽量の三脚でも十分撮影できそうです。

良いバランス

まずはTOAST Proとカメラを取り付けた状態でチェックしましたが非常にバランスが良く、三脚への負荷は少なそうです。

早速三脚に乗せてバランスをみてみました。

三脚に乗せた状態

フィルムでじっくりと撮るには、この三脚では少し力不足な気もしていましたが、デジタル一眼レフカメラと、軽量でコンパクトなTOAST Proとの組み合わせはぴったりな気がしました。

私は極軸合わせに微動架台などは使用せず、三脚の足の一本を伸縮させることで高度調整を、方位は三脚ごと回転させて済ませてしまいます。
TOAST Proなら三脚と雲台を合わせても重量はわずか3kgで済みます。手軽にフィールドへと持ち出すにはもってこいの手軽さです。現行機に比べ圧倒的にコンパクトで軽量、そして独特のフォルム。この新型機TOAST Proは、これまでの遠征撮影スタイルを大きく変えそうな期待が膨らみます。

2へ続く≫

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