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モバイル赤道儀 HOMETOAST Style 小山武彦さんお気軽編

TOAST Style

Vol.03安田幸弘さん

TOAST Proで変わる撮影スタイル

≪1からの続き

デジタル一眼レフカメラを使えば手軽に天の川の撮影が出来ます。

現在私が使用しているポータブル赤道儀は、いくらコンパクトだとは言え、いざ持ち出すとなると少なからず構えてしまうところがあります。

しかし驚くほどく軽量・コンパクトなこのモバイル赤道儀「TOAST Pro」なら、遠征の時に常に持ち歩いても邪魔にならず、そんな気兼ねを抱くことも一気になくなります。

さらに魅力なのは「星景撮影モード」です。

星景撮影モード作例 乗鞍にて

地上の風景をできるだけ止めながら星空も明るく写すことができる(単純にいえば露出時間を2倍ちかくまでかけられる)この機能を使えば、実際に見た印象に近い作品が撮影可能になります。

TOAST Proで劇的に撮影スタイルが変わると思われるのは、まずは山岳地での撮影です。

乗鞍で星野撮影をするときは、いつも畳平の駐車場で撮影しているのですが、そうすると山の上に登って星景を撮影する機会を逸してしまいます。昨年は、それでもポータブル赤道儀を担いで山の上まで登り大変な思いをしましたが、TOAST Proを使えばその苦労から開放されます。

またTOAST Proなら、天気の変わりやすい高山でのちょっとした晴れ間にも撮影が可能です。

実際にこの6月に乗鞍へと出掛け試してみました。
当日は雲が広がったり晴れたりと不安定な天気でしたが、TOAST Pro に搭載されたPolar Alignment Holeを使えばあっという間に極軸のセッティングができ、貴重な晴れ間のカットを撮影することができました。
TOAST Proならセッティングも極めて簡単、カメラレンズとデジカメとの組み合わせで誰でも手軽に撮影できチャンスを逃しません。

ノーマルモード作例 乗鞍にて 夏の大三角

私は、中判カメラをつかった撮影が多いのですが、TOAST Proに6×7の中判カメラを搭載した撮影にもチャレンジしてみたいと考えています。

機材のバランス的には問題がなかったので、これが実現すれば、山の上でフィルムでの天の川の撮影が可能になります。 リックサックのポケットにTOAST Proがひとつ加わるだけの手軽さで、です。

3へ続く≫

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