台風一過の今日は久しぶりの青空が広がっています!
関東甲信地方では7月19日に梅雨明け宣言が出されたましたが、その後もずっと悪天候が続いて天体写真ファンにとってはストレスがたまるばかりの夏ですね。
ところで、誠文堂新光社の雑誌「月刊天文ガイド」9月号の表紙は、ニコンが6月末に発売したばかりの新しいレンズ「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」による天の川銀河です。
カメラは同じくニコンのアストロカメラ「D810A」、コンポジットなしの1ショット作品です。
F1.4のハイスピードレンズならわずか90秒の露出でここまでのディテール表現が可能なんですね。ちなみにTP-2による自動追尾ですよ(笑)。
撮影地はオーストラリア。シドニーから車で7時間ほど内陸に入ったワランバングル国立公園(ニューサウスウェールズ州)で撮影されたものです。
ワランバングル国立公園は、オーストラリア初のダークスカイ・パークに認定されたエリアで、夜空の暗さは折り紙付き。
F1.4のレンズでも長秒露光可能な素晴らしい星空が広がっています。
南半球での天の川撮影のベストシーズンは4月から6月にかけての新月前後。来年は真っ暗なオーストラリアの星空を撮影しに出かけてみてはいかが?