人気のリチャージブル乾電池「eneloop(エネループ)」。
ニッケル水素電池のエネループは、一般的な単3形アルカリ乾電池に比べて1本あたりの電圧が1.2Vと低く、家電商品でも使用できない機器があるので注意が必要です。
電圧の低いエネループがTP-2で使用できるのは、内部に高性能な昇圧回路を搭載しているからです。
ところで、これまでTP-2に付属していた電池ボックス(単3形×4本)が、新しいタイプの電池ボックスにバージョンアップしました!
現在出荷中のTP-2は既にこの新型電池ボックスが同梱されています。
従来型では上部にあった電源ON-OFF用のスライドスイッチが右側面上部に移動し、ノブの飛び出しも最小限なので不用意にスライドスイッチが動いてしまうこともありません。本体への給電はこのスライドスイッチ操作で行います。
さらに、スライドスイッチのON-OFF状態を確認できるブルーのLEDが搭載されています。ONの時に点灯、OFFで消灯です。
また、スモークブラックカラーの半透明カバーは、使用中の電池の種類を外側から確認するのに役立ちます!従来型に比べカバーの開閉や電池の出し入れがしやすくなってる点も見逃せません。
もちろん、これまで通り、単3形アルカリ電池とエネループの両方に対応しています。
電圧の低いエネループでは単3形アルカリ電池に比べて使用時間が短くなりますが、重さ10kgのバランスウエイトをTP-2極軸直上に載せた状態でのテストでは、室温で7時間以上の駆動をクリア。
エネループは、電池の管理状況が性能維持と能力発揮に大きく影響します。特に、充電直後で本体の温度が急上昇した状態で使用するのはNG!電池の温度が環境温度まで下がったのを確認してから使用しましょう。
また、これからの季節は夜間の外気温も一気に下がり、環境温度が低い状態が続きます。外部電源方式を採用しているTP-2であれば、電池の温度管理(保温)も思いのほか簡単です!
実はこの新型電池ボックス、贅沢にも小規模な昇圧回路を内蔵していますので、他のTOASTシリーズでもエネループが使用できるようになる点は注目です!!
さらに、常に一定の出力電圧をキープしながら駆動できるので、TOAST Proなどではトルクアップにつながります。
電圧の低いエネループを使い、荷重10kgのバランスウエイトをTOAST Pro(既に販売終了品)の極軸直上に載せた状態でのテストでは、室温で12時間以上の駆動を確認できました。
本体との接続は、付属の専用電源ケーブルを使用できます。
近々TOAST Online Shopでも単体販売予定。
販売予定が決まりましたら、このBlogでご案内させていただきますのでお楽しみに!
以上、TOASTシリーズユーザーにオススメの逸品情報でした!