ついに関東地方も梅雨入りしましたね。
星空ハンターのみなさんにとっては、1年で最もヤキモキする季節のはじまりです(涙)。
こんな時期は、機材メンテナンスに時間をかけてみるのもいいかもしれませんね。
さて、昨日は都内のとある撮影スタジオを貸し切って開催されたイベントがありました。
プロ仕様の撮影機材メーカーが一堂に会し、主に映画やCM、VPなどの映像制作関係者向けに製品を紹介する展示会で、TOAST TECHNOLOGYも今年に入って2度めの出展です。
業界が今注目しているのは、なんといっても4Kカメラです。
おなじみのハイビジョン(HD)は1920×1080ですが、横方向の解像度が4000ピクセル前後となる4Kはその4倍の画素数(UHD)をもつ超高解像度フォーマットです。
総務省の発表によると2014年にはテレビ番組の一部で4K放送がスタートする計画になっていて、4Kは、いま業界では最もホットなキーワードになっているといっても過言ではないでしょう。
そんな中、みなさんがお持ちのデジタル一眼レフカメラでも、4Kフォーマットの超高解像度ムービーを創りだすことができるって、ご存知でしたか?
それを実現するのが、TOAST Proを使ったタイムラプス撮影です。
タイムラプスムービーは、デジタル一眼レフカメラをつかって一定間隔で静止画を連写していき、それをビデオ編集ソフトで順番に並べ動画に加工するという、いわばパラパラマンガの要領で制作されます。
そして、多くのデジタル一眼レフカメラでは、横が5000ピクセル以上で撮影できるわけですから、4Kはもちろん5Kの映像だって作れちゃうというわけです。
今は、5Kで撮影して、ハイビジョンの2Kで仕上げるというのがひとつのフローになっていますが、撮影した生のデータを残しておけば、数年後に4Kが主流になった時、昔撮影したあなたの映像が再び最先端のフォーマットで息を吹き返す、というわけですよ。
星空のタイムラプス撮影は、今も、そして将来にわたってアーカイブできる魅力的な手法なんですね。
そんなわけで、今回のイベントでも、TOAST Proを使ったタイムラプス撮影に多くのプロの方々が注目。熱心に耳を傾けていたのが印象的でした。
TOAST Proユーザーのみなさんも、ぜひタイムラプス撮影、はじめてみませんか?