アーカイブ : 2014年 3月

恐るべし100均パワー!

今日は、太平洋側が大荒れの天気予報。

東京も朝から暗雲が垂れ込め、既に雨風が不気味さを増しています。

 

さて、今日はTP-2ユーザーの方から教えていただいた耳寄り情報をひとつご紹介しましょう!

 

キャップスクリュー

カメラ関連の機材では、インチ規格のネジが多数使われていますが、なかでも六角穴付ボルトは欠かせない存在です。

日本で一般的に発売されている六角レンチは、ミリ単位のJIS規格。一方、カメラ機器に使われている六角穴付ボルトは、UCN1/4などインチサイズのASME規格です。

六角レンチ

例えば、UCN1/4のインチの六角穴付ボルトとM4(4mm)サイズの六角レンチ。この2つ、見た目ではほとんど区別がつきません。

さらに、UCN1/4の六角穴付ボルトに、サイズが微妙に異なるM4(4mm)サイズの六角レンチがすっぽりと入ってしまうからこれまた面倒です。

この組み合わせでも回せないことはないのですが、やはりネジと工具は、一対のもの。同じ規格のものを使うのがベストであることは言うまでもありません。

 

HEX KEY WRANCH

ところが、インチ規格の六角レンチは、そんじょそこらのホームセンターでは売ってないんですよ。

専門店ではこれまたびっくりするほど高価だったり・・・。

そんななか、CP+2014のTOAST TECHNOLOGYブースを訪れたあるTP-2ユーザーの方から耳寄りな情報を頂いてしましました。

なんとインチ規格の六角レンチが、100円均一ショップで売っているというではないですか!

早速、TTスタッフの一人が近くの某100均ショップで例のブツを捜索開始。

HEX KEY WRANCH

すると・・・ありました、ありました!!JIS規格の六角レンチのよこに、何気なく並べられたインチサイズの六角レンチセットが!!

 

HEX KEY WRANCH

ちょっと、びっくりです!おもわず2セットも買い込んでしまいましたよ。

でも、既にインチサイズの六角レンチはたくさん社内にあるので、出番が・・・。衝動買いの典型ですね(笑)。

もちろん工具の品質は、価格と比例関係にあると思って間違いないので、これはあくまで普段使い用です。

仕事の時には、1本(セットじゃないですよ!)数千円の六角棒スパナ(HEX KEY)を愛用。決して欠けたり削れたりせず、またネジへのダメージも無く、強力にネジを閉めても大丈夫、というプロ使用の工具は、使い心地バツグンです。

それにしても、決して侮れない100円均一ショップ。

情報を教えて下さったTP-2ユーザーさん、また面白いモノ見つけたらTTスタッフに教えて下さいね!

TP-2の内部はブルー!?

電子回路
今回は、TP-2ユーザーの皆さんが絶対に見られない部分のお話を少し(どうでもいい話です!!)。

 

TP-2のモーター制御を司る回路は複数の基板で構成され、1mm以下のチップ積層セラミックコンデンサ類の他、数多くの精密部品で構成されています。

これらの電子部品は、リール状やチューブ状など特別なパッケージでメーカーから供給され、TP-2工場の基板実装装置ラインで、自装機と呼ばれる組立てロボットが各部品を次々に自動で実装していきます。

量産商品では当たり前のロボット実装ですが、安定した品質を保証する製品づくりには欠かせません。

すべての自動実装が終わると、最後に搭載マイコンにプログラムがインストールされ、幾度もの検査を経てTP-2の組立て工場へと送られるのです。

 

サービスエンジニアしか目にすることがないTP-2の内部。
基板には緑色のものを使うのが一般的ですが、開発スタッフのどうでもいいこだわりによって深宇宙をイメージした特別仕様の青い基板が仕込まれています。

冒頭の画像がそれ。TP-2の内部は、実はブルーの世界だったんです!

そうそう、筐体内部の限られたスペースに1mm以下のギッチギチの合わせで絶妙に組み込まれているので、間違っても筐体を自分で開けたりいしないでくださいね、戻せません(笑)。

筐体の構造に関わるネジ類はすべて特別な接着剤で固定されていますので、これに無理矢理工具を使った場合、修理も保証も効きませんので、そんな冒険心は捨ててください(笑)。

以上、なんの役にも立たない「TP-2の内部は青い!」(笑)でした!

機材の盗難にご注意を!

実は、ここ数ヶ月の間に、車のトランクに入れておいたTOAST-Pro(前機種)が盗難されたというユーザーの方が続いております。

不思議なことに、共通するのは、全員”プロカメラマン”だったということ。

もちろん場所も時期もバラバラですから偶然に過ぎないのですが、「プロカメラマンの・・・」という部分が気になりますね。

TOAST TECHNOLOGYでは一時期、プロカメラマン限定で特別仕様の機材をご提供しておりましたが(一般販売しておりません)、盗難された機材はその仕様。

 

仕事に差し支えるので、皆さん最新機種の「TP-2」を新たに導入されたのですが、プロの道具は他に代用がきかないもの、なんとも辛い気持ちでいっぱいのTTスタッフです。

くれぐれも撮影機材を車のトランクルームに入れっぱなしになさらないよう、みなさんくれぐれもご注意下さいませ。

 

以上、今日のひとことでした。

【ユーザーQuestion】手元の機材とTP-2単体でモーションタイムラプスを撮影するにはどうしたらいいでしょうか?

TTスタッフ、先週はずっと風邪でダウンしておりました。
すっかり痩せこけてしまい、にわかダイエットにはなったと喜びつつも、力が今ひとつ出ません!
今週は、焼き肉三昧の予定です!

 

さて、そんな話はおいておいて、久しぶりに「ユーザーQuestion」にお応えして行きたいと思いますので、しばしお付き合い下さいませ。

では行ってみましょう!

 

【ユーザーQuestion】
TP-2でモーションタイムラプスムービーの撮影をはじめたいと考えています。ビデオSALONの3月号に掲載されていた記事にあったように、様々なオプションを組み合わせると便利で使いやすくかっこいいシステムになるのは理解しているのですが、学生のため、最初に用意できる予算が限られています。オプションを使わないでムービーギャラリーに紹介されているような素晴らしいモーションタイムラプスムービー作品を撮影することはできないのでしょうか?もちろん、将来的にはオプションを揃えていきたいと思っています。アドバイスをいただければ嬉しいです。

 

【TTスタッフからのAnswer】

TP-2をつかったモーションタイムラプスムービーは、先日のCP+でも数多くの作品を上映し大きな反響を頂きました。やはり三脚の上にカメラを載せただけの固定撮影とは一味も二味も違ったストーリー性を感じさせてくれますよね。

質問者様のご指摘の通り、オプションは「あるとスゴク便利!」な追加パーツですが、カメラとレンズ、それに三脚と自由雲台さえお持ちなら、P-2T単体でも基本的なモーションタイムラプスムービーの撮影は可能ですよ。

まずは、左右方向のパンニングの動きをシミュレートする「ホリゾンタルスタイル」の設置例です。

 

ホリゾンタルスタイル

 

病みあがりの体で撮影したら手ブレが・・・・

三脚に付属している3WAY雲台にTP-2を直接固定して、水平を丁寧に合わせるだけで「ホリゾンタルスタイル」の完成です。

バランスが極端に悪いように見えますが、しっかりとした大きめの三脚をつかうことで撮影機材を保持できます。

ポイントは、カメラの真下に三脚の脚の1本来るように設置すること。

これを怠るとひっくり返りますので、十分ご注意を!

もちろん、オプションのDish-25を使えば、三脚の真上に荷重を持っていけますのでさらにシンプルで安心したシステムを組むことができます。

 

次に、難しそうなイメージの「バーティカルスタイル」に挑戦です!

 

バーティカルスタイル

どうですぅ?

通常ならDish-25にパンベースクランプユニット、三脚用のLブラケットにカメラ用のLブラケットが必要な「バーティカルスタイル」も、こんなふうに垂直に立てた状態で組んで上げることで、極端な偏荷重になることを極力避けながらシステムを組むことができるんですね。

ポイントは、ホリゾンタルスタイル同様、三脚の脚の1本をカメラのの真下に配置することはもちろんですが、カメラ接続用に高さのある自由雲台を選ぶこと。

ボールヘッドが90°をわずかに超えて傾く自由雲台なら正確に水平を出せますので理想的です。自由雲台の中には、完全に90°まで首が折れないものもあるようなので、その場合は残念ながらこのスタイルは諦めざるを得ません。

ところで、このスタイルの場合は、回転方向を切り替えなくても、カメラの向きを180°ひっくり返すだけで、瞬時に対応できるのも嬉しいですね。

 

TP-2 バーティカルスタイル

TP-2用のオプションパーツを使うメリットは、何と言っても機材の圧倒的な軽量化と操作性の向上です。

今回の例で使用した3WAY雲台と自由雲台だけ約2kg近く。

これが、Dish-25とパンベースクランプユニット、Lブラケットなどのオプションを使えば、数分の一の重量で済み、なおかつ迅速で正確な設置が可能になります。

 

学生さんなら多少機材が重くとも体力的にはまだまだ余裕!

おじさんたちのスタイルにこだわらず、まずは手元の機材をうまく組み合わせて、一つでも多くモーションタイムラプスムービー作品を撮影してみることをおすすめします。

1回、2回、3回と撮影経験を繰り返していくことで、本当に必要な機材や自分のスタイルに合った使いやすい機材の組み合わせがきっと見つかります。

モーションタイムラプスムービーで最も重要なことは、実は機材ではなく、撮影場所と時間を選ぶセンス。それは経験からも培われるものですから、どんどん撮影スキルをあげていってくださいね!

TTスタッフ、久しぶりに力説しております!!!

 

以上、本日のユーザーQuestionでした!