TOAST Style
Vol.06土生さんオーストラリア遠征記
4日目(最終日)
(≪3からの続き)
今回の遠征予定では、最終日は空港近くのホテルで泊まるつもりでしたが、3日目があいにくの天気だったため最終日まで粘ることに。
事前にグーグルストリートビューにて探していたMoogerah Peaks国立公園(Googleマップ)に行ったところ視界も外光も文句なし。ここに決めました。
Moogerah Peaks National Park の風景(Youtube)
宿とは違い、さすがにAC電源はなくバッテリー駆動です。 TOAST Proは単三電池で駆動できますが、私が持っているポータブル赤道儀は単一か単二で駆動するので、単三でどのくらい電池が持つのか、少し不安も感じます。
今回の撮影はこれまで使用しなかった180mmレンズをメインに撮影しました。
Mark II, Nikkor300mm/F4.0
Mark II, Nikkor300mm/F4.0
痛恨の凡ミス
180mmレンズはニコン、カメラはキヤノンです。マウントアダプタを介して接続するのですが、レンズの自重でスケアリングがずれていました。
上の写真を見ると中心はシャープですが左右のピントがずれてしまっています。これは画面中央を中心に前ピン、後ピンになっている典型的な例です。レンズ側に雲台をつけているのですがまさに凡ミスです。
朝の5時に空港につかなければならず、25時半で撤収。
少し気になっていた電池もそれまで全く問題なく駆動できました。
KissDN, Zuiko28mm/F3.5
帰りがけは夜の運転になりますが、カンガルーに注意せよとご指導を受けました(そもそも夜の運転自体危険なのでお勧めしないとのこと)。他の車の後ろにつくなど事故に合わないよう万全の注意を払い運転。無事空港へ到着し、帰国。
海外遠征では他に選択肢が見当たらず?
4泊4日のオーストラリア遠征はあっという間に終わりました。来年は会社勤務満15年で特別休暇をとれるため、季節が逆の時期にでもまた行こうかと思います。
TOAST Proを使用しての感想はとにかく軽い。少し大きなレンズ1個分というイメージ。使い勝手も基本性能も高レベルで実現しています。
並のポータブル赤道儀では優位な点がほとんど見つかりません。望遠鏡での撮影やオートガイドを使用しない限りではやはり他に選択肢が見当たりません。次回の遠征でも最有力候補(当確)です。