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モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOASTジュニアギアヘッドと組み合わせる

望遠レンズにジュニアギアヘッド410をシステムイン

TOASTとジュニアギアヘッド410モバイル赤道儀TOASTでは、市販の汎用パーツと組み合わせ独自の使いやすいシステムを構築していく過程も楽しみのひとつ。
今回は、望遠レンズ搭載時に便利なマンフロット製「ジュニアギアヘッド410」をTOASTに搭載する際の注意点をご紹介しよう。

広角から標準レンズで星野撮影雲を楽しむ場合は、軽量で画角調整の自由度も高い堅牢なボールヘッド雲台(自由雲台)との組み合わせで十分だ。
しかしレンズの焦点距離が長くなるにつれて、雲台部にかかる負担は当然大きくなり歩留まりに影響を及ぼすことは想像に難くないだろう。
さらに問題となってくるのは、視野の狭さによる構図調整の困難さ。ボールヘッド雲台を使って目的の星雲を望遠レンズの画角中心に正確に導入し固定するのは、なかなか骨の折れる作業だ。

TOASTとジュニアギアヘッド410この問題を一気に解決してくれるのがマンフロット製ジュニアギアヘッド410。3軸の微動機構を備えたユニークな製品で、天文ファンにも愛用者は多い。
このジュニアギアヘッド410は、粗動と微動を別々のハンドルで行うことが出来る。大まかな画角はまず粗動ハンドルの操作で行ってから、さらに微動ハンドルで正確な画角調整を行うというわけだ。写真は2軸化改造を施したものを使用している。

さて、このジュニアギアヘッド410をモバイル赤道儀TOASTで使用する場合、気をつけなくてはならない重要なポイントがある。それは変換ネジアダプターだ。

ジュニアギアヘッド410TOASTの雲台取付けネジの規格は1/4インチ。一方ジュニアギアヘッド410のネジ穴は3/8インチ。つまりそのままではTOASTに接続できない。そこで必要となるのが変換ネジアダプターだ。
ジュニアギアヘッド410を単体で購入した場合、変換ネジアダプターは付属しないため、TOAST底部についている真鍮製の変換ネジアダプターを流用しようと考えるのは当然の流れだが、実はジュニアギアヘッド410へ絶対に流用してはならないのだ。

ふたつの変換ネジアダプターを見比べてほしい。左の真鍮製が一般的な市販品。TOAST底部の穴に付属しているのもこのタイプだ。そして右のメッキ色のものは、マンフロットから保守部品として入手できる専用の変換ネジアダプター。

注目してほしいのは裾部分だ。TOASTにも使用されている一般的な変換ネジアダプターは、裾が斜めに立ち上がっているのがわかる。これを誤ってジュニアギアヘッド410にはめてしまうと、写真のように変換ネジアダプターの底部がほんのわずかに飛び出した状態となる。

このままTOASTの雲台取付けステージに無理やりねじ込んでしまうと、あっという間に変換ネジアダプターがちぎれてしまい、TOASTにもそしてジュニアギアヘッド410にもダメージを与えてしまうので注意が必要だ。

TOASTとジュニアギアヘッド410途中で引きちぎれてしまった変換ネジアダプターをネジ穴から外すだけで、ジュニアギアヘッド410の修理代は1万円近くかかってしまうとのこと。大型カメラ店などで保守部品として注文できるので、必ずマンフロットの専用パーツを使用することをお忘れなく!

(今回ご紹介した情報は、販売店およびメーカーで推奨または何ら保証するものではありません。あくまで自己責任のもとでお試しください。また本件についてのお問い合わせにつきましてはお答出来かねますので予めご了承ください。)