Enjoy! Toast

モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST TOAST Proワールド2の1
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report TOAST Pro編その12「That's TOAST Pro ワールド」シーズン2・その1

さて、2日目。お天気予報通り「快晴」の好天が続いている。前日のフィーバー(撮影の忙しさね)と前々日までの仕事の疲れで腰が重い。でもやらんとね。
幸い、高原の爽やかな空気は疲労した精神と身体の回復にはちょうどいい。もちろん、「モバイル赤道儀TOAST Pro」を使用出来る、即ち、機材のセッティングやら何やらがとても簡便に行なえる、という点も心理的に大きく作用しているんだけどね。

 

「心理的に楽」というのは、趣味として楽しんだり、続けていく上でとても重要。もちろんがむしゃらに「天体写真を究めるぞ!」というのも否定しない。かつての僕もそうだったし、今でも時には100kgを超える機材でクローズアップを狙っている。でもこれって時にとても疲れるんだよね。常に仮想のライバルを見据えて、ぎゃふんと言わせるようなモンを撮り続けないといけないから…。うまくいった時は、ソレはソレは何とも言えない充実感を伴うけどね。
でもね、コレをやっていて「消えた」仲間を大勢知ってるんだ。行き詰まってね。それで天体写真そのものの世界から遠ざかってしまう。そんなとき「情熱が足りないんだよ」って言うのは簡単。こういう現実を目の当たりにすると、何か釈然としない思いが残る。

幼い頃、見上げた夜空を写してみたい、キャンプ場で見上げた夜空を写してみたい…、これは当然の欲求だし、誰の意見に左右されるべきものでもない。それに天体写真撮影において過去最強とも言える「デジタルカメラ」が簡単に手に入るんだよぉ…。本当にもったいないことだと思う。続けなきゃ。
モバイル赤道儀TOAST Proなら、完全とは言えないと思うけど、かなりのイイ線でそれが実現可能な感じを受ける。
追尾精度の余裕は、車で言えば高速道路で追い抜かすとき、更に加速が必要な時、よりハイパワーのエンジンが必要な時と似ている。イザという時の安心感だね。本体そのものの大きさ・重さは、ちょいと出掛ける時の利便性に大きく関係する。出っ張りの無いことや、筐体の堅牢性もまたそれに寄与する。撮影する時も、カメラ三脚に載っけるだけ、穴を覗いて北極星を入れるだけ、で始められる。撤収する時も簡単。天候急変にも対処は簡単。単三電池4本で1晩は確実に保つ。こういうことを可能にしてくれるのがモバイル赤道儀TOAST Proのイイところだよね。本体の仕上げの良さも「持つコトの喜び」を与えてくれるしね。
いかに、次の撮影に向けてのモチベーションを保つか?TOAST Proならずとも、機材に課せられた責任(ちょっと大袈裟)!高い次元でそれらを融合させたモバイル赤道儀TOAST Proはイイと思います!

 

前置きが長くなった…。
昼過ぎまで仮眠を摂り(その後に余裕があるからね)、作戦をたてる。そうだ、違う場所に行こう。同じ場所でもいいが、新鮮な場所は気分も良い。今晩は、望遠レンズを主体に撮影の予定だから充分に撮影計画を練る。APSサイズなら50oからもう望遠かな?300mmは荷が重いかな?などと考えつつね。このひとときは俗世の喧騒と離れられ、とても気持ちの良い時間。
一段落後、下界に夜食と酒とタバコを求めた後、新たな撮影地を求め、車を走らせる。近くの車通りが少ないこと、街灯の有無などその辺を考えて。民家もあると迷惑掛けかねないのでそれも考慮に入れる。

 

1時間ほど彷徨うと適当と思える場所に出くわした。

前日より空の条件はやや落ちそうだけど、視界は良い。夕方の刻々と変化してゆく、空のグラデーションを眺めるのは気分が良く、落ち着く。余りに美しいと、たまに感動で涙する。ええなぁ、ホントに。

ぽつぽつと星が見え始める頃には、今度はそれが高揚感に変わり、撮影モードに突入する。明るい星が金平糖のようにキラキラ輝いている。星のキラキラはシーイングの悪さを表すが、逆に言えば冬場特有の透明度の高さも表す。さーて頑張りまっしょい!