Enjoy! Toast

モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST TOASTライクなレンズを探せ!
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report 撮影編その14「TOASTライクなレンズを探せ!」

前回使用したEF300mm/F2.8レンズ、もう少し遊びたかったんだけど時間切れ。あの高い性能をもうちょっと堪能したかった。むー、また新しい組み合わせを考えねば…。
だけど数種のレンズを使ってきて、おぼろげながら自分なりの最適解が見えてきた。あくまで個人的な趣味も入ってますが、ちょっと披露してみます。理由もね。

 

赤道儀TOASTのある風景一番大事なコトは“モバイル”というスタイル。ここが崩れればモバイル赤道儀TOASTを使う意味がなくなる。

でもホンネを言うと、抜け出せなくなるって感じ。

撮影中に味わう、直接的な星とのふれ合いはこの上なく楽しく、後々まで心に残る。よって任せられる仕事は出来るだけ機械に任せてしまおうってコト。その中で最大限の結果を得ようという、かなり虫のイイはなし。

 

TOASTの保有精度から考えると、焦点距離は300ミリ以下、露出時間は3〜4分(ピリオディックモーション周期時間=6分の半分程度)というのが一番性能が発揮されるだろう。その中で対象をどう捉えるか?で焦点距離を決めればいい。また、せっかく1/2スピードがあるのだから、それを活かした超広角の焦点距離もオモシロイ。TOASTにとっては(たぶん)オマケの機能だろうけど。


露出時間の制限があると、自ずと上限Fナンバーも決まってくる。
現在はEOS kissX(改造)を使用しているけど、感度設定で使いドコロはISO800までだろうか。4枚までのコンポジットを考えるとそんなトコ。多くの対象を撮ってきたけど、F2.8・ISO400、4分、4枚というのは、まぁほとんどの対象で露光時間に不足が無い(作例はほぼこの条件で撮っています)。かえって空が悪いとバックが明るくなり過ぎるくらいかな。ゆえにF2.8〜4というのが、ひとつの区切りになりそう。もっともこの条件設定は現状でのことなので、さらに高い性能を有するボディを与えれば、いい方向にシフトするね。

 

機械に任せる、という点では“オートフォーカスでイケるか?”というのも大切なコト。
最近のデジイチボディの性能にはただ驚くばかり。感度、精度とも(俺的に)満足できるので、オートフォーカス対応のレンズを選びたい。純正の方がいいのかな?理屈では所謂レンズメーカー製でもいいと思うけど…誰かわかる?MTF曲線などを比較しても、どのメーカーでも同じように素晴らしい性能があるみたいなんだよなぁ。

 

三脚座あとは使い勝手ね。構図の決定には微動付雲台が欲しい。

代表格のマンフロット改造雲台は使ってても、気分良く構図決定できる。これの使用を前提とし、載せることのできるレンズ重量はモバイル赤道儀TOASTの積載重量から逆算すると、概ね2kg程度まで。このくらいなら、この雲台はたわみや微動の渋さも気にならない。加えてレンズ単独の鏡胴回転装置(三脚座)があるととても嬉しい。最近のこのクラスのレンズならほぼ付いてるみたいだけど、一昔前のモノには無いモノもあるからね。

 

最後は購入の為の財務問題。撮影するヒトの目的と熱意に大いに関わるトコロだ。充分に配することができるヒトにはEF200mm/F2(\850,000也!)なんてサイコーだよね。EF300mm/F2.8(\690,000也!)もいいねぇ。でも高過ぎ…。熱意は充分にあるんだが…、人並みに。中古でイイのあるかな?

 

数ヶ月、モバイル赤道儀TOASTを使っていて、自前のレンズを買うことを決意した次第。“モバイル”というスタイルが新機材購入のきっかけになるとは…。以上の私見を鑑み、数種のレンズに的を絞り、マーケットとにらめっこ。さてどのレンズにしようか?もっとも、残念ながら、一介の会社人では予算で縛られてしまうんだけどね。

次回はそのレンズを使ったレポートができるといいなと考えてます。