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モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST TOAST氷点下20℃の世界へ!?
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report 限界に挑戦編 その3「TOAST氷点下20℃の世界へ!?」

色んなレンズでの試写を任されているわけだけど、ある時ふと思っちゃったわけ。
「モバイル赤道儀TOASTの耐寒性能っていったいどんなもんなんだろう」と…。

 

実際に撮影地では「今日はかなり寒かったけどTOASTは問題なく動いてたなぁ」ってな感触はあったんだが、いかんせん科学的な視点を全く無視した体感温度計測では何の役にもたたんわけで…。

 

どうせならきちんとデータをとって分析可能な耐寒試験の形でやっちゃいますか!

簡単に言ってしまえば、モバイル赤道儀TOASTが保証仕様を超えた極寒環境下でどのくらい通用するのか密かに試験しちゃおうってわけだ。

とはいっても真冬の北海道に遠征するわけにもいかないわな、そりゃ無理だ。何かこう継続的かつ効率的に試験が行える方法を考えないとね。むー困ったぞ…。

 

で、思いついちゃったんだなこれが。

意外にも近所にあったんだよ、極寒環境が。しかも真夏でも確実に氷点下っていう耐寒試験には非常に都合のいい場所。

そこは近所にある精肉店。何とか頼み込んで、業務用冷凍庫に忍び込ませてしまおうって魂胆だ。これならわざわざ富士山くんだりまで何度も足を運ばなくても済む。

う〜ん、俺って天才!?

 

しかし当然のことながら、肉屋にとっては大迷惑な話。しかもそこの肉屋のオヤジは職人気質で頑固なのだ。そこが俺としては好きなんだが…。仕事中にのそのそ入って来られちゃかなわんだろうし、衛生上もどうなのかなぁ? まぁ当たって砕けろ、ダメだった時のことは頼んでから考えるとしますか。

 

 * * *

 

「冗談じゃねえよ!」

…なーんて言葉が返ってくると思ったら、意外にもあっさり承知してくれた。オヤジ、ありがとう!(まあ、きちんと経緯を説明したからね)

営業時間外に行うことで、小型の冷凍ストッカーの使用を承諾してくれた。

狙っていたウォークインのデカイ冷凍庫は残念ながら部外者厳禁。まぁマイナス40℃は現実的には関係ないし、小型の冷凍ストッカーは通年マイナス20℃。「限界を知る」にはちょうど良いかもしれないな。

 

画像:用意した外部電源先立って用意したのは、電源は単三型アルカリ乾電池と12ボルトACアダプター。

 

試験方法は統一しないといけないなぁ。

ということで、無負荷でヤッてもしょうがないので、3.7sのバランスウェイトを円形ステージ上に搭載。念の為、55度に傾けて実施。これは摺動面が大きい、ということでグリスの硬化が追尾に何らかの影響があるのでは?という懸念があったので。

また、電源投入のタイミングは常温時とし、そのまま駆動状態で氷点下の世界へ。実戦に近いカタチでね。

 

画像:TOASTにつけた目盛りちゃんと追尾しているか?との検証は、試験方法の関係で即座に実写という形態がとれなかったので、細かい角度目盛をステージ下に設け、なるべく逐一その追尾状況を追ってみることにした。

もちろん不充分であることは承知だけど、かなりイイ線まで追い込めるんじゃなかろうか?


さぁ、肉屋参りをはじめますか!