Enjoy! Toast

モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST 精度は十分!つまり初心忘るべからず
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report 撮影編その9 「精度は十分!つまり初心忘るべからず」

今までのTOASTの撮影行では天候に恵まれている。またまた今回も良いようだ。きちんと報告をしなさい、と言われているのか?

 

撮影場所に着いて、そそくさと準備を始める。

前回までと違い、足元から気を抜かないようアスファルトの良いトコを選び、三脚自体も一応水平をとってみる。

本体は三脚のプレートにガッチリと固定。

TOASTのクランプはフリーの状態にしてから自由雲台をねじ込む。こちらもしっかりと固定。このクランプステージの部分は、もちろんこのままでも使用には不都合は無いんだけど、出来ればアリガタ+アリミゾのような機構を設け、ウオーム関連部材に負荷を与えない工夫、オプショナル部品が欲しいね。使い勝手、(傷めるかも?という)不要な心配を抱きたくない、という点からも要望したいねぇ。

 

さて、組み上がってみると…、ウン!いいぞ!いい感じだ。前回のセットに比べ明らかなアドバンテージが感じられる。キチッと止まってるって感じ。やはりこうでなくちゃね。いて座のあたりの散光星雲も間に合う、明け方のオリオンまで一気にいけるだろう。

期待を大にして、さぁ撮影だ!

 

足元を丈夫にしたお陰で、以前苦労した構図の決定も格段に楽になった。多少ラフにレンズを振ってもへっちゃらだし、「いい構図だ!ここでストップ!」っていうときにも、よく反応してくれるようになった。

 

構図決定後の放置時間は少し長めにとる。軸に掛かる荷重にも配慮してみた。なるべくバランスの良い、自由雲台とレンズの位置関係をとったわけ。

また、可能な限り基本的に東側荷重を心掛け、一方向にギアが噛むようにもしてみた。

以上のことは本来、ガイド撮影において基本中の基本の技術?なんだよね。簡素なる機材を扱うからこそ、きっちりとこなす必要があるはず。初心を思い出させてくれました。

 

例の如く、撮影開始後数時間はプレビュー画面とにらめっこ。期待と不安が入り混じった最初だったけど、時間が経つにつれ一安心ということになった。つまり撮影が順調にいき始めた。

 

300mm相当の写野は迫力がある。撮り応えがある。前回はおおよそ30%の成功率だったけど、今回は70〜80%くらいかな?あくまで私的にね。

見栄えのする写真を2枚公開しましょう。ご判断はご覧になった方にお任せです。

※クリックで拡大画像を表示します

 

TOASTの精度は十分とみた!

至極当たり前の結論だけど、長焦点レンズで撮影する場合は、TOAST本体の精度云々の前に、三脚や雲台など、TOASTと組み合わせる機材の選択がカギを握るっちゅうことですな。

広角から望遠まで同じ架台でやろうとするから無理があるわけで、その日の撮影内容に応じて、「今日は広角セット」とか「望遠セット」なんていう組み合わせを考えて運用する。モバイル赤道儀を使いこなすコツは、案外そんな単純なとこにあるんじゃないかねぇ。

 

オワリに明け方の黄道光の写真も添えたいと思います。

超広角なのでガイドがうまくいったのはモチロンなんだけど、前景と相談しなければ良い写真が得られない超広角において、さっと数10メートルの移動ができる「モバイル」赤道儀は重宝しますねぇ!