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モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST 無謀チャレンジ!…そして玉砕
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report 撮影編その7 「無謀チャレンジ!・・・そして玉砕」

前回の撮影行より2週間。早いとこ200mmをやらんと夏の天体が沈んでしまう…。

200mmでの撮影はモバイル赤道儀としての真価を問われる場面。この焦点距離が快適に使用出来るようであれば、「良い赤道儀」の仲間入りが見えてくるかもね。

 

画像:リング式三脚座今回はCANON EF200/2.8を使用。像の均質性で評価の高いレンズだ。

鏡胴で保持出来るオプションアクセサリーのリング式三脚座は残念ながら今回は付いてなかった。フロントヘビーになりやすいけど、頑張ってみましょう。

 

さて、今回も人目に付きにくい場所を選んで店開き。
前回の撮影から間が無かったので、スムーズに撮影態勢へと移行できた。慣れるとあっけないくらいの速さで準備完了、効率がいいコトこの上ない。

 

この日の三脚・雲台等は、前回の100mmの撮影セットと同じモノを使用。200mmもこのシステムでいければホント楽だねぇ。

 

お天気は無風快晴。しかし、前日の緩やかな冬型気圧配置が過ぎてしまい、少しヘイズ気味。シンチレーションは良いものの、恐らくは大量に露が降りてくる感じ…。カイロを付けなくてはならず、フロントヘビーに拍車が掛かるのは避けられぬか?うーむっ・・・。

 

そうこうしているウチに天文薄明も過ぎたようなので、西へ傾きつつある天の川の中心付近に狙いを付けよう!と、ここまでは調子良かったんだけど、問題は技量不足。

200mmの写野はなんたって狭い!35mm判の300mm強(at EOS KISS DX)相当か…。微動雲台が欲しいがそうも言っていられないので、慎重に丁寧に構図を決めるしかない。余計な力が多方面に及ぶので、全体のセッティングに影響が出ないように注意しないと。

 

構図決定後、速やかに撮影に移行し、プレビュー画面とにらめっこ。300mm相当のクローズアップで素晴らしい画像が得られるぞ!と思ったら、ありゃりゃビミョーに流れている…。

流れている星像の傾向が判れば対処のしようがあるんだけど各々違う…。南北方向に流れているのならば、主に極軸セッティング不良。斜め方向なら雲台の強度不足かなぁ、などと考えられるのだが…。色んな方向へのズレは即ち、複合的な要因の集合状態となっている証拠。いずれにしても、100mmの撮影セットでは力不足だったようだ。

 

念の為、その後、極軸の再セッティング、各ネジ部の締め付け強化を図り、撮影続行。

一部に成功を収めたコマもあったが、全体を見るとイマイチ。カメラの姿勢が、より不安定な方向にあるとき、より追尾も良くないことも判ってきた。このことを参考に次へ繋げよう。

 

今回は大型三脚が試せなかったので、次回はそれでスタートだ。