Enjoy! Toast

モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST 極軸合わせは大事だよ
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report 撮影編その4「極軸合わせは大事だよ」

車のドアをバタンと閉めると星空モードに突入。

 

暦の上では初秋だけど、高原の空気は、はや中秋のそれだ。

空は快晴、無風、昼間はまとわりついていた湿気はもう何処かへ去ってしまった。

北の空へ目を向けると北極星が輝いている。ヨシ!


まずは極軸合わせだね。

ステーを本体に取り付ける。ステーの穴に極望を差込み、固定・・・

おっとその前にカメラを載せなきゃ。後付けはズレの元。

 

目分量でおおよそ極軸方向に向け自由雲台を固定。

今回は「モバイル」を意識して「TOAST」自体も自由雲台を介して三脚に載っけている。この判断は「凶」と出る可能性が高いけど、これで大丈夫なら儲けもの。

ちなみに自由雲台の強度は中の上くらい、よくあるスリックのヤツより少し上等なモノ。

 

画像:TOASTのポーラファインダーさて、ポーラファインダーを覗いてみると、安っぽい外観からは想像出来ないシャープな星像。

暗視野照明のスイッチをひねると、これまたクリヤなパターンが現われた。

導入パターンは、大体の時角をカシオペアと北斗七星で合わせてから、北極星を含む、近傍の3星で合わせる方式。架台の水平出しが不要のヤツね。倍率、視差が合っていれば、高い精度で合わせられる。

暗視野照明のスイッチは調光機能も兼ねているスグレモノ。3つの星のうち最も暗い星は、空の良くないトコロでは見え難いかもしれないね。

 

手順としては、まず、おおよそカシオペアと北斗七星で時角を合わせる(パターンと実際の星空を見ながら、ステーの穴の中で回転させる)。

近傍の3星が指定の位置付近に来ているハズなので、慎重に自由雲台を操作して固定する。簡単に言ってるけど、ここが一番の難所。

方向は三脚そのものを振ってもいいし、仰角は脚の出し入れでもいいし、石突きの下に薄いベニヤ板を積んでいく、なんてのもモバイルスタイルではアリかもね。

 

画像:ポーラファインダーをスイングパターン回転の微調整はステーの根元からスイングさせると、とても具合がいいのを発見!

2010年までの指標らしいのでその点はちょっと残念だけど、0.5度以内ならあと10年は使えるでしょ。(それにそのうち2030年対応のモノが出るかもしれないし…)

 

5分ほどは要したかもしれないけど、これで極軸はOK。

撮影中はカメラと干渉するかもしれないので、一応今回は、極望本体は取り外しておきましょうか。あとは暗視野照明のスイッチを切り忘れないようにね。電池が消耗しちゃいます。