Enjoy! Toast

モバイル赤道儀 HOMEEnjoy! TOAST 暗くなるまで待って
このコーナーは、開発メンバーの知人の知人である「青年K」がモバイル赤道儀のテストを依頼され、その活用方法を探るべく展開した(時に無謀な)試行錯誤を記録したものです。
※ これはあくまで青年Kの個人的な意見・感想ですのでご了承下さい。

K's Report 撮影編その3「暗くなるまで待って・・・」

拍子抜けするくらいに簡単に組み上がってしまったんで、時間を持て余す。

 

画像:夕暮れとTOAST西側にそびえる山塊に太陽が掛かり、次第に空気がひんやりしてきた。

夕焼けが美しい。「TOAST」はこの景色に映えそうだ。

 

普通ならここで早い晩飯を食べたり撮影対象の吟味を済ませるのだけど、撮影中には出来ないであろう「TOAST」のチェックもあるので、それを試そう。

つまり、予行演習をやってみたわけ。

 

そこで気になった点が二項目ばかし…。

 

まず一点目は極望の取り付け。
外付けの形式を採っているのね。外付けの要所は極軸との平行が出ているか?という点に尽きる。

画像:TOASTのポーラファインダー「TOAST」の場合は正確に、底面と垂直に極軸を据えている。ここが全体の基準面になっているそうだ。基準面があるなら、そこに何らかの方法でスッと取り付けてやれば、おのずと極軸との平行が出る。もちろん理論上のことなので、あとは部品の加工精度の依存する訳だ。その部品は、パッと見ではズレっこ無さそうなって印象。

一番気になったのは極望本体とステーとの取り付け部分(ステーの円形の穴に極望を差込み、横からネジで固定)だけど、明るいうちに遠くの景色を見た感じではズレは確認出来なかった。しかし誤差ゼロのわけはないから、あとは実際に撮影して、実用充分ならこの方式でヨシということになる。あくまで計算上だけど、概ね極軸からのズレが0.5度以内に収まれば200mm4分くらいまでは大丈夫なハズだしね。

 

二点目はバックラッシュ。

「TOAST」を手にしてまず気になったのが軸のカタカタ感。言うまでも無くバックラッシュだ。

機構上無くすことは出来ないけど、少ないに越したことはない。粘性の低いグリスを使用しているのか、とても鮮明に感じられる。

バックラッシュがどのくらいなのかを開発元に聞いてみると、「時間にして最大1分以内に調整してあります」という返事。構図決定後、1分間放置すればバックラッシュは解消ということか。

実際に使うときにはカメラ雲台のたわみとかも解消させるために2,3分は放置するので、この時間はさほど問題ではない。角度にすると最大0.25度。何となくイヤな感じはあるのだけれど、300mmというレンズの使用を考慮に入れても、まあ問題無さそう。

これも実際の撮影にて、放置時間と構図決定のしやすさを検証してみましょう!

 

そうこうしている内に漆黒の闇が近づいてきた。もう3等星が見え始めている…。

さあ、いよいよだ。