アーカイブ : 2015年 1月

デジキャパ! 2015年2月号

カメラ雑誌やWebなど様々な媒体で発表されるレビュー記事が人気のフォトテクニカルライター伊達淳一さん。

先週発売の「デジキャパ!2月号」では、伊達さんの連載コーナー「伊達淳一のDな買い物」でTP-2を紹介頂いています。

デジキャパ

実は伊達さん、TP-2の前モデル「TOAST Pro」のユーザーでもあり、特にアルカスイス規格の様々な周辺機器を駆使した独自のシステムで、都内の夜空で天体自動追尾撮影をされているそう。

そんな伊達さんがタイムラプス撮影用として、今回TP-2の限定カラー「ガンメタリックモデル」を導入され、早速フィールドで試されされたようですよ。

詳細はぜひ「デジキャパ!2月号」の「伊達淳一のDな買い物」で!

BORG FL71でラブジョイ彗星を狙う!:マーブルさん

巷では明るくなったラブジョイ彗星が話題になっていますよね。

「テストのつもりで持ち出したBorgFL71。無理を承知でToastProに載せてラブジョイ彗星にチャレンジしてみました。テストのつもりだったが、まずまずの結果になりました。」

という投稿をくださったのは、ユーザーのマーブルさんです!

 

********** MB氏のコメント **********

一年で最も寒い時期。新月で晴れ間が期待できたとしても、家に閉じこもっていたいもの。「ラブジョイ彗星がよく写る」との仲間からの情報で、重たい腰をあげた。この時期に機材を出すのは、四半世紀ぶりかも。

単身赴任中でマイカーはなし。仕事に追われ準備はいつも不十分。ToastProと三脚、レンズ、防寒具を詰め込んだコンテナ2箱を前日夕方に宅急便に託し、知人宅に送りつけた。
カメラはEOS 6Dの(非改造)とEOS Kiss X5(赤外カットフィルター除去)の2台。6Dとシグマの150ミリのカップリング。昨秋の撮影では、ISO6400、1分露出でコンスタントに撮影できていた。

すばるとラブジョイ彗星を合わせて収めるのにちょうどよい焦点距離では、とにらんだ。

KissX5は予備機のつもりでカメラバッグへ忍ばせた。もともと、このカメラのパートナーはBorg FL71。架台はP-2Zだが、今回は準備時間が足りずあきらめるつもりだった。「Toast ProとFL71では、鏡筒が重すぎて成功確率が落ちるからやめたほうがよいよ」とその道のベテランから言われていたことも頭の隅にはあった。

だが、デジタル一眼の高感度化が進み、一晩に何コマも撮影できる。明け方のテスト撮影で遊ぶくらいなら、とふと思ってカメラバックにレンズ、鏡筒、接眼部を分解したFL71を押し込んで、電車に飛び乗り出発。東京郊外の知人と合流した。

 

観測場所は富士山西側の朝霧高原。東側は東京の明かりがまぶしいくらい。南側は富士宮方向の光害なのだそうだ。同行の氏によると空の状態はイマイチ。時折、動きの速い雲も往来している。

到着は午後6時。外は氷点下になりつつあるが、かじかむ手で機材を組み上げ、午後7時から撮影開始。

ラブジョイ彗星

シグマ150ミリは、最初の30コマでほぼすべてのコマが使えそうな感じ。すばると彗星のバランスもいい感じ。記念写真としては上出来などと悦にいる。

これなら、テストを先にやってしまえと、FL71を据え付ける。ベンロのジンバル雲台を介していたが、カメラと架台があたってしまい、南中を超えて高い位置にいる彗星に筒先が向かない。同行のベテランから、自由雲台を拝借。バランスは悪いがなんとか対象を捉えることができた。

ISO3200と6400で1分露出を数コマ撮影。対象が天頂近くにあったが、KissX5のバリアングル液晶画面のおかげで、ピント合わせと構図確認はあまり苦労せずに済ませることができた。ここからは「下手な鉄砲、数撃ちゃなんとか・・・」とつぶやきながら40コマの連続撮影へ。あとは機械にお任せで、寒さに耐えかねて車の中へ。そのまま1時間ほど寝入ってしまった。

風の音で目が覚め、あわてて外へ。さっそく液晶画面に目を凝らす。エメラルドグリーンに写ったコマがなんともきれい。白糸を引くような尾は幽玄さをたたえている。風のせいもあっただろうか。40コマのうち、半分はガイドが流れていたが、20コマはなんとか使えそうな写真になった。

良像範囲がやや狭いこの筒。しかし中心像は良好のようだ。野鳥撮影の世界では、この筒とフォーサーズカメラで楽しんでいる方が多いと聞く。当方もそういった活用の仕方を探ってみよう。

結局、画像へと仕上げたのは各焦点距離で数コマずつ。雲の往来の影響は案外大きいと実感。

ラブジョイ彗星

6D+シグマ150はISO3200で、2分のもの8コマ合成。

 

ラブジョイ彗星
X5+BorgFL71はISO3200で、1分のもの14コマ合成。
画像処理は苦手なこと、付け加えておく。

 

彗星を相手の直焦点撮影など、ひょっとすると高校生の時以来(?)。まあ、仕事のうさを晴らす、ローアマチュアの一晩限りの息抜き撮影としては上出来な観測結果でした。

 

***** TOASTスタッフ *****

ジンバルフォークユニットを使えば、搭載バランスを適切に調整できるので、重量機材でもかなりイケます。

今回使用された大型の自由雲台は、アメリカのRRS社製とのこと、RRSの製品は、まさにプロ御用達と言われるほど高い性能と使い勝手の良さで知られています。

自由雲台では東西方向のバランス調整が難しい場合がありますが、できるだけ真上から荷重がかかるような位置で光学系をセットし、なおかつ前後方向のバランスを長めのプレートなどを利用してうまく調整してあげれば意外とうまくいくようです。

ところで2月12日から15日にパシフィコ横浜で開催されるCP+2015に今年もTOAST TECHNOLOGYのブースが出展されます。

ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。詳しくはいずれまた・・・。