アーカイブ : 2014年 10月

【ユーザーQuestion】重心をできるだけ低く三脚に載せたいのですが

今日も爽やかな空気と青空が広がっている吉祥寺。

井の頭公園を散策するには最高です!

さて、今日はTP-2と三脚の接続方法に関するユーザーQuestionにお答えしていきましょう!

 

【ユーザーQuestion】

「注文したフラット三脚が本日届きました。

U1/4の小ねじを使いたかったのでセンターポールのネジを逆付けし直しましたが、TP-2の重心を出来るだけ低く設置するにはどうしたらよいでしょうか?」

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【TOASTスタッフからのAnswer】

TOAST Online Shopで人気のDealer Select Option PartsのひとつBENRO「フラット三脚」シリーズ。

 

BENRO フラット三脚広角レンズでの撮影が多い方は「A2180T」を、フルサイズ機でしっかり撮影される方には三脚の脚が太い「A3180T」がオススメです。

 

BENRO フラット三脚フラット三脚のTOPネジはU3/8ネジ、いわゆる太ネジ仕様で、雲台をしっかりと固定出来るようになっています。

BENRO フラット三脚最も使いやすいのは、TP-2専用の極軸調整支援微動架台「Dish-2」をフラット三脚とTP-2の間に入れて使う方法です。

極軸合わせの際は、Dish-2の3本の脚を調整ネジで操作し、正確かつバックラッシュのないスムーズな微動操作が可能になります。

重心も低く抑えられ、TOASTスタッフがオススメするスタイルです!

 

BENRO フラット三脚一方では、こんなシステムも。

これはTOAST Online ShopのDealer Select Option Partsのひとつ「中型パンベースクランプ」をフラット三脚に直接装着するものです。

Dish-2を使用せず、高度は南北側の三脚の脚の一本を伸縮させることで調整し、方位は中型パンベースクランプのパンニング機能をつかってスムーズな回転操作で極軸を調整できます。

BENRO フラット三脚TP-2を三脚に直付けしようとすると、任意の方向にTP-2本体を向けることができませんが、中型パンベースクランプを挟み込めば、ロゴの貼られたセンターの脚の方向にTP-2の操作面を向けてセットすることが可能になります。

Dish-2を使った極軸合わせに比べると快適性と精度はかなり落ちますが、広角レンズメインで極軸合わせに慣れている方であれば、こうした簡易的なシステムでも十分撮影は可能です。

 

ところで、一般撮影では三脚のセンターポールは撮影機材の高さを調整するのにとても便利ですが、こと天体の自動追尾撮影においてはあまりオススメしません。

というのも、センターポールを装着または伸ばして機材を搭載すると、システムが不安定な状態になり、正確な追尾が必要な天体撮影では、歩留まりを低下させることに繋がる恐れがあるからです。

緊急時以外は、センターポールの併用はなるべく控えたほうが良いかもしれませんね。

 

BENRO フラット三脚また、このフラット三脚には、標準で金属製のスパイク(石突き)が付属しています。

購入時にはゴム製の石突になっていますが、ねじ込み式なので金属製スパイクへの交換はとても簡単。

天体撮影では、ぜひ金属製のスパイクに交換しての撮影をおすすめします!

 

以上、本日の【ユーザーQuestion】でした!

10月8日の皆既月食の日。

TOASTスタッフの一人は、機材を車に積んで一路中央高速道路を北上、八ヶ岳方面を目指しました。

狙いは、もちろん皆既月食のタイムラプス撮影。

しかし、到着した八ヶ岳周辺はベタ曇りの空・・・。

移動を余儀なくされ、最終的には韮崎のはずれのとある場所で機材をおろす羽目に。

10月8日 皆既月食

用意した機材は、TP-2にジンバルフォークユニット、そこにBORG77EDⅡをセット。

もちろん三脚とTP-2の間には、正確な極軸合わせを実現してくれるDish-2を挟んでの撮影。

前半は、行き交う雲に阻まれて、時折しか姿を拝めません。

残念ながら、今回のタイムラプス撮影は断念です。

 

10月8日 皆既月食

雲間からの撮影で、お茶を濁すしか・・・

 

10月8日 皆既月食

皆既前になっても、相変わらず薄雲が張り出し、しかも雲の動きが遅いのなんの!

 

10月8日 皆既月食

最大食を過ぎ、後半になってようやく雲が切れて、なんとか撮影したものの、狙いだったタイムラプス撮影が叶わず、その晩はふて寝だったそう・・・。

 

まぁ、これも自然現象ならではのハプニング。

天文ガイドの特集で紹介された「超望遠レンズをつかた皆既月食のタイムラプス撮影」に挑んだももの、あえなく玉砕したTOASTスタッフでした。

 

皆さんのタイムラプス撮影はいかがでしたか?

雲に覆われた吉祥寺の夜空、それでもなんとか皆既月食!

 

10月8日 皆既月食

 

10月8日の東京は、なんとも微妙な天気・・・。

TOASTスタッフたちは、それぞれ晴れ間を求めて遠征するなか、オフィスに残った数人は、会社の駐車場にTP-2をセットしてその時を待ったのでした。

 

しかし、吉祥寺の夜空は、未だに雲に覆われたまま。

それでも、北側の空にわずかに晴れ間が現れた瞬間に極軸をじっくり合わせ、さらに雲間から時折姿を現す月でカメラの画角をフレーミング。

そしてひたすら雲が晴れるのを待つのでした。。。。

 

今回の撮影で用意したのは、Dish-2に搭載したTP-2とジンバルフォークユニットの組み合わせ。

カメラはAPS-CセンサーのEOS 70D、レンズはEF 300mm F4に1.4倍のテレコンバーターを装着。おおよそ600mm強の焦点距離です。

 

あいにくの天候だったためタイムラプス撮影は諦め、TP-2の追尾モードは「MOON」をチョイス。月を画角の中心にフレーミングして、ひたすら月を追いかけ続けます。

 

皆既に入っても、月のある辺りだけ雲に覆われるという罰ゲームのような展開が続きます・・・。

諦めかけていたとき、雲間から赤銅色の月が!!ついに皆既中の月が姿を現したのでした。

 

時は既に最大食を過ぎ、後半に差し掛かっています。

事前に極軸を正確に合わせたうえで月を中心にフレーミングしていたので、雲がなくなればそのまま撮影を始められます。

TOASTスタッフの一人は、「昔見た皆既月食とくらべると何だかすごく暗い気がするなぁ」、としきりにこぼしていましたが、デジタル一眼レフとなった今、こと撮影に関しては不便はありません。

吉祥寺の夜空に浮かぶ暗めの赤い月に、しばし時間が経つのを忘れて見入るTOASTスタッフたちでした。

 

都会の夜空でも楽しめる数少ない天文現象、皆さんの街の夜空ではいかがでしたか?

 

皆既月食&週刊アスキーNo.999 WAMテストリポート

さて、今日はいよいよ、待ちに待った「皆既月食」ですね!

駆け込みでTP-2のご注文が殺到しておりましたが、みなさん無事間に合ったようでTOASTスタッフ一同ホッとしているところです。

TP-2で、皆既中の赤銅色の月を自動追尾撮影する場合の駆動モードは「MOON」にロータリースイッチを合わせて下さいね!

月は星の移動速度と異なるため、「STAR」モードで撮影すると、わずかに流れてしまいますのでご注文を。

 

また、タイムラプスで長時間のインターバル撮影にチャレンジするかたは、ムービーの表現によって追尾駆動モードを使い分けます。

常に画角の中心で月をとらえ続けるタイムラプス作品なら「MOON」モードを。

月が地球の影の中を通過していくタイムラプス作品なら「SUN」モードをチョイスして下さい。

 

TP-2による皆既月食タイムラプス撮影の詳細は、月刊天文ガイド10月号、11月号に特集記事が組まれていますのでご参照ください。

 

 

週刊アスキーところで、10月7日発売の週刊アスキー「欲しいものを”超”ためしまくる”WAMテストリポート”」でTP-2がちょっとだけ紹介されていますよ。

週刊アスキー

ライターの伊藤真広氏によるニコンの新製品「D750」のレビューで、D750による天体写真にフォーカスした記事。

宜しければぜひ書店でお手にとっていただければ幸いです。

 

では、みなさん、今夜の皆既月食の撮影成功をTOASTスタッフ一同お祈りしております!

緊張しつつ、楽しみましょうね!

 

以上、今日のお知らせでした!

月刊天文ガイド11月号カラー特集!

天文ガイド11月号

10月5日発売の月刊天文ガイド11月号では、前号からの続きでポータブル赤道儀を使った皆既月食のタイムラプス撮影に関する特集記事が掲載されています。

天文ガイド11月号その他、ニコンの新製品「D810」に搭載された露出平滑化機能を使ったタイムラプスムービー撮影のレビュー記事も注目です!

 

いよいよ、明日に迫った「皆既月食」。

皆さんは既に機材の準備と撮影計画は万全ですか?

世紀の瞬間をお見逃しなく!

 

以上、今日のお知らせでした!