アーカイブ : 2014年 8月

コインドライバーでガッチリ固定!

TP-2のDovetail Stageには、指先で操作可能な引き起こし式のノブが付いている特殊なSCREWです。

 

Dovetail Stage

 

最初から工具でSCREWをねじ込もうとすると、穴の位置がすぐに決まらなかったりと意外に手間取るものです。

それを解決してくれるのがこのノブ!

指先でノブをつまんで回転させることで、回転の初期段階をスムーズかつ素早く行える便利な機能です。

ある程度までねじ込んだら、一旦ノブを折りたたみます。

 

Dovetail Stage

 

最後に増し締めを行いますが、小さなコインなどでは力が入らないためしっかりネジを固定することができません。

Dovetail Stageの溝は、大きめのコイン(500円玉)が入るようになっていますので、しっかりと力を込めて増し締めします。

フルサイズ機や望遠レンズなど重い機材を接続する場合は、コインドライバーと呼ばれる工具をつかうとさらに効果的です。

コインドライバーは、ホームセンターなどで300円前後から入手可能な工具ですので、ぜひ揃えておくとよいでしょう。

 

Dovetail Stage

SCREWのノブは、指先で回して仮止めするためのパーツですので、ペンチなどで挟んで強固に回転させようとするとノブが破損し危険です。

ノブは接続初期段階の仮止め用として利用していただき、必ず指先で操作するようにご注意下さい。

 

以上、今日のワンポイントアドバイスでした!

真夏のモンゴルで天の川のモザイク撮影に挑戦! その2

JANGさんからもう一枚素晴らしいモザイク作品が届きました。

しばしご鑑賞を・・・。

 

milky way

【撮影データ】

カメラ:EOS 5D Mark III( ローパスフィルターレス仕様)
レンズ:Contax C/ Y 100mm(f2.0)
感度:ISO800
露出:各240秒
撮影&処理:8枚モザイク
追尾架台:TOAST Pro
撮影地:モンゴル

 

横方向に4枚、縦方向に2枚の合計8枚による見事なモザイク作品です。

どうです?

TP-2で、モザイク撮影したくなりませんか?

TOASTスタッフ、TP-2にIndexing Rotatorを装着して、モザイク撮影にチャレンジすることに決めましたよ!

皆さんも、新たなステージに挑戦してみませんか?

TP-2 Style「X-Y 2軸駆動スタイル」とは?

この夏は、TP-2を使ったタイムラプスムービー撮影が大人気!

スチルのプロカメラマンやムービーカメラマンの方々はもちろん、TVやCM関係でも活用されています。

そんななか、とある放送局のプロデューサーから「Webで紹介されているTP-2のX-Y(2軸駆動)スタイルって、実際にはどんな動きをするんですか?」という問い合わせが。

思わず両手の手のひらを縦横に組み合わせて説明しようとしたものの、ここは手っ取り早くムービーでご紹介した方がと、TOASTスタッフ早速タイムラプスで撮影してみました。

 

 

このサンプルムービーは、X-Yスタイルに組み合わせた2台のTP-2それぞれで「360(360°/h)」のタイムラプス撮影モードに設定した動きを、30倍速で再生したイメージです。

EOS 5D MarkIIIとシネレンズという重量のある撮影機材にもかかわらず、非常になめらかな動きを見せていますね。

パン(水平)とチルト(上下)それぞれで別々の速度設定ができるため、狙ったタイミングで複雑な動きをシミュレートすることも可能です。

このシステムは、水平出しが正確に調整できるDish-2(高精度レベラー)に、Dish-25(タイムラプスアダプター)をつけた2台のTP-2で構成されています。

TP-2は、それぞれパンベースクランプユニットに換装してあるので、アルカスイス準拠の市販品を自由に組み合わせることができます。

よく見ていただくと、縦方向のTP-2には大きめのL-ブラケットが装着され、左右にスライドさせることができるようになっています。

これにより、TP-2とカメラの左右バランスを適切に取ることができます。

さらに、5D MarkIIIには、専用のLブラケットを装着し上下方向の動きをカメラに与えることができるようになっています。

 

また、2台のTP-2の裏側には、先日入荷したばかりの「外部電源バッテリープレート(LP-E6用)」をマジックテープで固定し、TP-2が1回転してもケーブルが引っかからないようにしてあるのもミソ!

電源には、LP-E6互換のリチウム電池を使用しました。

 

これらのオプションパーツは全てTOAST Online Shopで取り扱いしておりますので、チェックしてみてくださいね!

 

以上、今日の小ネタでした!

SONY α7sで夏の夜空のフォトジェニックを撮る!:青木寿夫さん

お盆期間中だというのに、TOAST Online ShopにはTP-2のご注文が殺到状態。
嬉しい悲鳴のなか、連日出荷作業に追われるTOASTスタッフたちであります!

現在のところ、ご注文いただいた各商品は最短出荷の即納状態です。

ただし、先日の台風11号の影響で、通常、航空便で運ばれる荷物が船便に置き換えられるなど、おもに沖縄を中心に配送会社で遅延が発生している状況です。

商品が到着予定日になっても届かい場合は、商品出荷完了後にTOAST Online Shopから届くメールに書かれたトラフィック番号をもとに、お手数ですが各配送会社へ直接お問い合わせをいただければ幸いです。

 

さて、以前「900mmカメラレンズでM104ソンブレロ銀河」を狙った作品をご投稿頂いた青木さんですが、今回は話題の新型ミラーレス一眼「SONY α7s」をTP-2に搭載して撮影した作品をご投稿頂いたので早速ご紹介しましょう。

 

********** 青木さんのコメント **********

お世話になっております。
先日、久しぶりに晴れたので、天の川とアンドロメダ大星雲を撮りに行きましたので投稿いたします。

夏の天の川①夏の天の川

【撮影データ】
カメラ:SONY α7s(フルサイズ)
レンズ:フォクトレンダーULTRON21mm F1.8(F4.0)
露出:180秒
感度:ISO3200

アンドロメダ銀河②アンドロメダ大星雲

【撮影データ】
カメラ:SONY α7s(フルサイズ)
レンズ:SONY70-400mm F4-5.6 G SSMⅡ(400mm F6.3)
露出:60秒×40コマ=40分
感度:ISO12800

天の川と流星③夏の天の川と流星(固定撮影)

【撮影データ】
カメラ:SONY α7s(フルサイズ)
レンズ:フォクトレンダーULTRON21mm F1.8(F4.0)
露出:30秒
感度:ISO16000

***** TOASTスタッフ *****

ミラーレスでありながらフルサイズセンサーを搭載したカメラとして以前から人気を博しているSONYのα7シリーズですが、6月に発売された最新の「α7s」は、最大拡張感度がISO409600を搭載し話題になりました。

ISO409600とは、例えばISO3200で撮影した場合と比較すると、なんと絞りにして7段分も明るく写るという驚愕の数字です。

超高感度撮影を可能性にした話題のα7sで、夏の夜空のフォトジェニックを狙った青木さんの作品は、TP-2ユーザーの皆さんにも大いに参考となるものではないでしょうか?

真夏のモンゴルで天の川のモザイク撮影に挑戦!

おとなり韓国のTOASTユーザーJANG氏から、見事な作品が届きました。

JANS氏が、モバイル赤道儀TOAST Proを携えてモンゴルへ遠征して撮影したというのがコレです!

milky way

 

普段よく目にする天の川の作品と、だいぶ違って見えますよね。

星の一つ一つが細かく描写され、なんだか奥行きを感じるようです。

その謎を解く鍵が撮影データの中にありました!

 

カメラ:EOS 5D Mark III( ローパスフィルターレス仕様)
レンズ:Contax C/ Y 100mm(f2.0)
感度:ISO800
露出:各240秒
撮影&処理:6枚モザイク
追尾架台:TOAST Pro
撮影地:モンゴル

 

まるで中版カメラで撮影されたようなシャープさを持つこの作品は、モザイク法という撮影手法が使われています。

焦点距離100mmのレンズで、少しずつ絵が重なるように画角を変えながら撮影を行います。

撮影後は、Photoshopの画像処理ソフトで重なった部分が目立たなくなるように丁寧につなぎ合わせ、1枚の超高解像度の作品に仕上げるという手の込んだ作品なのです。

 

5D MarkIIIの場合、記録画素を最大にして撮影すれば横方向の解像度は、5760ピクセル。

今回は、6枚の画像でモザイク処理をしているので、横方向の解像度は約3倍。

1ショットの撮影では絶対に不可能な超高解像度は、こうして作られるのです。

 

あまりに見事なモザイク作品に、TOASTスタッフもおもわずウットリ・・・。

JANSさん、作品の投稿ありがとうございました!