アーカイブ : 2013年 8月

TTスタッフ御用達ガジェット「レンズブロア」の巻

 

みなさんそれぞれにお気に入りの道具というのがあると思います。

TOAST Proによるフィールド撮影を、もっとも多くこなしているTTスタッフの一人も、こだわりの道具を片時も手放しません。

そもそも貸してもくれませんから(笑)。

 

大工さんに代表されるように、プロの道具は貸し借りなしの一品モノ。

自分の手にしっくりと馴染み、使いやすくカスタムした道具たちが、プロの仕事を支えているんですよね。

 

で、今回ご紹介するのは、某TTスタッフが愛用しているガジェット「レンズブロア」です。

 

正直、別に、なんでもいいんですけどね、ブロアなんて。とくにレンズの埃を取るだけならできるだけデカイヤツを買っておけばそれで事が足りてしまいます。

最近じゃ、びっくりするほど立派な大型レンズブロアが100円ショップで売っているらしく、フィールドでたまたま出会ったTOASTユーザーに見せてもらいました・・・たまげました。確かに十分です。

 

それでも、こだわるTTスタッフ。

撮影現場では、レンズ全体を大型ブロアで一気にクリーニングするというよりも、いつの間にか飛んできた砂や埃を、ピンポイントの強い風でサッと除去したいシチュエーションが殆んどです。

彼は、巷ではあまり見たことがない、大きさの異なる2種類のブロアを使い分けています。

レンズブロア TOAST-Pro

ブルーの筺体で、やわらかいレモン型のシルエット。確かにちょっと素敵です。

左の大きめのブロアは、主に屋内で使用。撮影から戻ってきてカメラやレンズをささっとクリーニングする時に使っているとのこと。

そして彼が常にカメラと一緒に持ち歩いているのが、右側小さい方のレンズブロアです。

 

レンズブロア TOAST-Pro

2種類のブロアを見比べてみると、筺体の大きさだけでなく、特に先端の形状が全く異なっているのがわかります。

先端は細い小さい方のブロアは、筺体の大きさからは想像できないほど強力な風を先端から発射します。

しかも、強い風が細く噴射するのです。

ちょっと離れたところからでも、レンズ表面に付着した埃をピンポイントで攻撃、除去してくれます。

 

レンズブロア TOAST-Pro

ね、スゴクちっちゃいでしょう? これを彼はフィールドで愛用しているんです。小型なのに本当に強力!狙ったところだけにしっかりと風を送ってくれるので、カメラのセンサーのゴミ取りでも大活躍です。

似たようなブロアを使っている別の職業のプロがいるそうです。それは、なんと時計の修理職人。

極小の歯車がいくつも組み合わさった腕時計の内部を普通のブロアで吹いたら、大変なことになってしまいますよね。

確かに、こうした小型で先端が細く、風をコントロールできるブロアなら、ピンポイントで埃を吹き飛ばすことができます。

「大は小を兼ねる」だけではないのがプロの世界。

 

みなさんは、どんな道具にこだわっていますか?

夜露対策は忍者グッズで解決!?の巻

モバイル赤道儀TOAST ProユーザーのHiseさんからメールをいただきました。

自宅で転んで腕の骨を折ってしまい、楽しみにしていたこの夏の遠征撮影も中止になってがっかりしているとのこと。どうか無理せず一日も早く怪我を治して下さいね。

骨折治療中で遠征撮影に出かけられないHiseさんから、忍者グッズの紹介をいただきました。

「えっ!?忍者グッズ?」

レンズヒーター TOAST-Pro

TTスタッフ、メールのタイトルを見て正直びびりました。TOAST Proと忍者は接点ないですから、はい(笑)。
この忍者グッズの正体は、後々明かすとして・・・

 

みなさん、レンズの夜露対策はどうされていますか?

昔から重宝されているのは、なんといっても固形の灰燃料をつかった「灰カイロ」、これをソックス留めでレンズに直接固定する方法です。

夜露対策 TOAST-Pro

これこれ!「マイコール」!Hiseさんの愛用グッズだそうですよ。

懐かしいなぁ。灰カイロの中でも特に薄くて天体写真ファンには生産中止になった今でも愛用者がたくさんいる夜露対策の王道です。

灰燃料に火を付けるのにもちょっとしたコツがあり、ライターでテキトーに燃やすと、途中で立ち消えなんてことも。

でも、外気が氷点下の環境でもレンズに付着する夜露や霜を防止してくれる頼りになるヤツなんです。

 

調べてみると、国産メーカーは、すでに灰カイロ市場から撤退。いまでは、田舎町の古い薬局に飛び込みで探し、埃をかぶった在庫に出会ったら速攻買い占めるというスタイルしかないようです。

でも海外ブランドでは、中国製の灰カイロが燃料とともに未だ流通しているらしいですよ。

販売ルートは薬局ではなく、登山用品店です。ただし、さすがにシーズンモノなので夏場に手に入れるのは難しいシロモノ。それもいつまで供給されるかわかりません。

 

白金カイロ系(燃料のベンジンを触媒で気化し酸化発熱させるタイプ)は、今でも数種類の製品が発売されていますが、残念ながら屋外では寒すぎると発熱が止まって長時間レンズを温め続ける事ができないんですよね。

 

そんな状況の中、天体写真ファンのみんさんはいろいろ独自に工夫を凝らした夜露対策をされているようです。

望遠鏡販売店などでは、専用のレンズヒーターが発売されていますので、これを利用するのが一番手っ取り早く確実です。でも、多くのレンズヒーターは電源が12Vなんですよ。12Vのバッテリーは、さすがに車がないと簡単には持ち運べません。

 

で、最近天体写真ファンに定番のとなりつつあるのは、USB電源をつかったレンズヒーターです。USBは5Vの規格ですので、スマホ充電用のポータブルバッテリーなども利用できます。でもレンズヒーターとして正式に販売されている商品は見かけたことがありません。みなさん、USBを利用したガジェットとして発売されている、カップウォーマーやハンドウオーマー、ネックウォーマーなどの商品からヒーターユニットを取り出し、工夫されているようです。

 

ここで漸く冒頭のHiseさんの忍者グッズが登場です!(前置きが長すぎぃ!)

レンズヒーター TOAST-Pro

手の甲を覆うように装着しているこの忍者グッズは、USB電源を利用したハンドウオーマーなんですね。商品の正式名は「USBあったか忍者手袋」だそです。内部はこんな感じで、不思議な形をした忍者手袋の先端に、5センチ四方のヒーターがポケットに収納されています。

 

レンズヒーター TOAST-Pro

USB電源に繋ぐケーブルも付属。この忍者手袋の良いところは、手元に電源のON-OFFスイッチが付いているところだとHiseさん。確かに便利そうです!

 

レンズヒーター TOAST-Pro

使用しているのは、スマホ充電用のポータブルバッテリーで、2個同時出力可能なUSB-OUTがついた製品。

 

レンズヒーター TOAST-Pro

 

で、実際にはこんなふうに、忍者手袋から取り出したヒーターをレンズに巻きつけ、スマホ用の充電バッテリーに接続し、電源をONにすれば完了です。

 

残念ながらHiseさんから詳しい画像の説明が付いてなかったのでTTスタッフが勝手に解説しておりますっ!こんな紹介の仕方でOKでしょうか、Hiseさん? 間違っていたらご指摘下さいね。

 

Hiseさんのおっしゃるとおり、この忍者手袋は電源スイッチが付いているのが大きな魅力ですね。手袋なのでヒーターが左右で2個付属していますから、湿度が極端に高い夜は、2枚のヒーターでレンズを挟み込むように装着すれば効果UPでしょう。

この忍者手袋、価格は1000円前後のようですので、レンズヒーター用のガジェットを探していらっしゃる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

 

実は、かくいうTTスタッフも、別のUSB製品を利用して作ったレンズヒーターを愛用しています。これも近いうちにBlogでご紹介しましょうかね!

Hiseさんの一日も早い回復をお祈りしております。治ったら、またTOAST Proを満天の星空の下に連れて行ってやって下さいね!

大盛況!山田久美夫氏「都会で楽しむ天体写真セミナー」

このブログでもご案内しましたが、フォトジャーナリストの山田久美夫さんによる「都会で楽しむ天体写真セミナー」が、都内の撮影スタジオを貸しきって開催されました。

 

山田久美夫

どうですぅ? 広い撮影スタジオが参加者で一杯!

当初予定していた参加枠を超える応募があったそうで、会場はすし詰め状態の満員御礼です。

天体写真のベテラン選手は、わずか一人。 これから天体写真を本格的に始めてみたいという方が殆んどだったのが印象的でした。

なぜこんなにも多くの写真ファンが押し寄せたかというと、ズバリ山田久美夫さんが推奨する「都会で撮影する本格的な天体写真スタイル」というテーマに大きな魅力を感じているからなのです。

13時半から始まったセミナーは、4時間以上の長丁場だったにもかかわらず、みなさん暗がりのスタジオで必死にメモをとりつつ、山田久美夫さんのお話に酔いしれます。

参加者を何より驚かしたのは、山田さんが横浜で撮影したM31のマスターデータです。

プロジェクターに映しだされたのは、真っ白な画面。でも、よく目を凝らすと、銀河のバルジと数個の星が、かすかに写っているようないないような・・・。

このRAWデータを、山田久美夫さんが直接Photoshopで処理をはじめると・・・見事なM31の姿が浮かび上がってきて、参加者から思わず歓声が上がります。

いや、ほんと驚きの瞬間でした!

山田久美夫

こんな現実を見せつけられては、もう誰も黙ってはいられません。
みなさんの「やる気スイッチ」がガンガン押されているのが、遠くからでもはっきりわかりました。

 

今回、作例として紹介いただいた星野写真の殆んどが、モバイル赤道儀TOAST Proをつかって、山田さんが横浜市内のご自宅周辺で撮影したもの。
TTスタッフも、吉祥寺で俄然チャレンジしたくなりましたよ!モチベーション上がりまくりの一日でした。

 

山田久美夫さん、お疲れ様でした!

 

電源ケーブルの収納に便利なCord Holder!

先日のペルセウス座流星群の遠征撮影で、カメラメーカーのエンジニアスタッフが大量のケーブルをさばきながら撮影機材のセッティングをしていたときのことです。

彼がケーブルを解く度に、やたらに”カチッ!、カチッ!”という音をさせているのに気づきました。

手元を見てみると、何やらケーブルを束ねている、ある装置を外す度に、”カチッ!”と音がしてるようです。

その装置、簡単に言えば、「束線バンド」の類。ケーブル・コードをコンパクトにまとめて、解けないように固定する商品です。

TTスタッフは普段、マジックテープ仕様の束線バンド(結構高価な!)を多用していますが、彼が使っているのは「コードホルダー」という商品、結構便利そうです。

しかも、会社の近くの100円ショップでGETしたものだと聞けば、さらに興味津々です!

 

コードホルダー TOAST-Pro
TTスタッフ、このサイズを見て思いついちゃいました。モバイル赤道儀TOAST Proに付属する電源ケーブルをまとめるのに、ぴったりフィットしそう!!早速、吉祥寺の100円ショップを物色し同じものを探し当てましたよ。

 

コードホルダー TOAST-Pro

TOAST Pro用の電源ケーブルの場合、6本をまとめるのにピッタリなサイズ。直径が10センチくらいになるように巻くと、ちょうどいい感じです。

 

コードホルダー TOAST-Pro

あとはこんなふうに半分に挟んで”パチッ!”と固定します。

 

コードホルダー TOAST-Pro

こんな感じに、長いケーブルがスマートに整理できますよ!

 

コードホルダー TOAST-Pro

3つで100円なので、電源ケーブルの他、バッテリープレートのコードをまとめたり、夜露対策用のヒーターのケーブルを巻いたりと、結構便利そうです。

欲を言えば、外す度にコードホルダーをポケットなどに入れて保管しておかなければならないことが少々面倒。たぶん、現場でなくします(笑)。でも3個約100円ですからね。3個のうち2個を予備としてキャリングケースのポケットに忍ばせておけばOKでしょう!

そうそう、コードをぎっしり詰め込んで挟むと、コードホルダーが外れやすくなるし、何よりケーブルに負担がかかるので、その点は要注意です。

 

それにしても、みなさん100円ショップをかなり活用されていますなぁ!

ユーザーのみなさんも、ちょっとしたアイディアグッズや工夫などありましたら、ぜひ教えてくださいね!

モバイル赤道儀TOAST Proの入荷時期につきまして

 

売り切れ状態が続いておりますモバイル赤道儀TOAST Proですが、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

モバイル赤道儀 TOAST-Pro

 

現在のところ、商品の再入荷時期は、9月中旬頃を予定しております。

なお、準備が整い次第、TOAST Online Shopにて商品のご予約を承る予定です。

また、各正規販売店の在庫状況も同様に売り切れとなっております。今、販売代理店でご注文をいただきましても、TOAST Online Shopへの商品入荷までは商品をお届けすることができませんので、予めご了承下さいませ。

お急ぎの方には大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

 

また、TOAST Proの大人気オプション「Dish-2(極軸合わせ専用微動架台)」につきましても、現在在庫が全てなくなり、売り切れとなっております。

Dish-2の入荷は、9月下旬頃を予定しております。

入荷時期が確定次第、あらためてWEBサイトでご案内申し上げますので、何卒よろしくお願いします。

極軸合わせ専用微動架台「Dish-2