アーカイブ : 2013年 5月

プロの映像制作者向けイベントでも注目!

ついに関東地方も梅雨入りしましたね。
星空ハンターのみなさんにとっては、1年で最もヤキモキする季節のはじまりです(涙)。
こんな時期は、機材メンテナンスに時間をかけてみるのもいいかもしれませんね。

さて、昨日は都内のとある撮影スタジオを貸し切って開催されたイベントがありました。

プロ仕様の撮影機材メーカーが一堂に会し、主に映画やCM、VPなどの映像制作関係者向けに製品を紹介する展示会で、TOAST TECHNOLOGYも今年に入って2度めの出展です。

 

 

業界が今注目しているのは、なんといっても4Kカメラです。

おなじみのハイビジョン(HD)は1920×1080ですが、横方向の解像度が4000ピクセル前後となる4Kはその4倍の画素数(UHD)をもつ超高解像度フォーマットです。

総務省の発表によると2014年にはテレビ番組の一部で4K放送がスタートする計画になっていて、4Kは、いま業界では最もホットなキーワードになっているといっても過言ではないでしょう。

 

そんな中、みなさんがお持ちのデジタル一眼レフカメラでも、4Kフォーマットの超高解像度ムービーを創りだすことができるって、ご存知でしたか?

それを実現するのが、TOAST Proを使ったタイムラプス撮影です。

 

タイムラプスムービーは、デジタル一眼レフカメラをつかって一定間隔で静止画を連写していき、それをビデオ編集ソフトで順番に並べ動画に加工するという、いわばパラパラマンガの要領で制作されます。

そして、多くのデジタル一眼レフカメラでは、横が5000ピクセル以上で撮影できるわけですから、4Kはもちろん5Kの映像だって作れちゃうというわけです。

今は、5Kで撮影して、ハイビジョンの2Kで仕上げるというのがひとつのフローになっていますが、撮影した生のデータを残しておけば、数年後に4Kが主流になった時、昔撮影したあなたの映像が再び最先端のフォーマットで息を吹き返す、というわけですよ。

星空のタイムラプス撮影は、今も、そして将来にわたってアーカイブできる魅力的な手法なんですね。

 

そんなわけで、今回のイベントでも、TOAST Proを使ったタイムラプス撮影に多くのプロの方々が注目。熱心に耳を傾けていたのが印象的でした。

TOAST Proユーザーのみなさんも、ぜひタイムラプス撮影、はじめてみませんか?

K’s Report「タイムラプスムービー編」スタート!

天体写真マニアだった青年Kが、いよいよタイムラプスムービーの撮影に挑戦することになったらしい。

詳しくは、TOAST TECHNOLOGYのWebサイト「Enjoi TOAST」の”K’s Report”へ今すぐアクセス!

第一弾は、タイムラプス撮影のサマリー編、だそうです。

このテーマ、続きが楽しみじゃない?

TTスタッフ御用達ガジェット「クロスレンチ」の巻

天体写真ファンならずとも、デジタル一眼レフカメラユーザーなら誰でも「六角レンチ」の1つや2つをカメラバッグのポケットに忍ばせているのでは?

六角型をした棒状のこのレンチ、正式には「ヘキサゴンレンチ」とか、「ヘックスレンチ」なんて言うらしいです。

最近では、サードパーティーから専用のカメラプレートやL-ブラケットなどなど、固定に1/4インチの六角ネジを使った周辺機材が数多く発売されていますよね。

 

カメラの周辺機材として開発されたTOAST Proでも、六角レンチを使ったオプションがいくつか存在します。

市販のカメラプレートなら、4mmの六角レンチ1本あればOKですが、TOAST Proのオプションには、何種類かの六角レンチを使用します。

 

よく目にするのは、こんなふうに何種類かのL字型「六角レンチ」がセットになった工具です。コンパクトなものから本格的なプロ仕様のものまで、品質も価格も様々。でも、使う度にホルダーから出して使うため、いつの間にか1本が紛失している、なんてことも。しかも一番良く使うヤツが。

 

もちろんTTスタッフも六角レンチセットは何種類か持っていますし、無くさないようしっかり整理整頓をしています。でも、実際に工具を使うのは、撮影現場となるフィールドがメイン。しかもそれが暗闇の中というシチュエーションですから、工具の管理にはかなり気を使いますよね。

 

そんな矢先、TOAST TECHNOLOGYの開発スタッフの一人が、ポケットからこんなものを取り出して見せてくれました。

丸い筺体から十字型に4種類の六角レンチが伸びています。これ、「1丁で4サイズが使える!」がキャッチコピーの「クロスレンチ」なる工具。

工具先端を含めた大きさは、約6.8mm四方。中央の筺体部分は、500円玉とほぼ同じ。
コンパクトでありながら、使う時に十分力を込められる絶妙なサイズになっています。
しかも、TOAST Proでよく使う、5mm、4mm、2.5mmがセットになっている!これかなりイイかも!(あー、3mmは今のところ出番はないけれど・・・)

 

1/4インチのカメラネジが付いたカメラプレートの脱着には、4mmのレンチを使います。先月発売されたオプションの「パンベース・クランプユニット」や、人気の「ジンバルフォークユニット」を組み合わせている場合には、ほぼ毎回使うスタメンのレンチですよね。また、TOAST Proの底部にもカメラプレートを付けている場合は、さらに使用頻度が多くなり、超便利です。

 

そして、モバイル赤道儀TOAST Proでタイムラプスムービー撮影を行う際に使用するオプションパーツ「Dish-25」の脱着は、5mmのレンチが適用します。その他、ジンバルフォークユニットパンベース・クランプユニットの接続アダプターの脱着では、2.5mmのレンチが活躍!とりあえずこれさえあれば当面は困らないという、いまやTTスタッフお気に入りのガジェットとなっています。

 

価格は、ホームセンターなどで300円台から購入可能。セットに比べて無駄がなく、普段よく使うレンチだけを持ち歩けるのは、大きなメリットです。しかもこんなふうに、中央の筺体に開いている穴を利用し、ワンタッチ脱着可能なストラップを自分でつければ、キーホルダーのようにいつもカメラバッグの外にぶら下げておいても邪魔にならず、必要なときには直ぐに外して使えてなお便利!

TOAST Proユーザーのみなさんも、おひとついかがですか?残念ながらTOAST Online Shopで扱う予定はありませんので、お近くのホームセンターへいますぐどうぞ!

 

以上、本日の豆知識でした!

星空のモザイク作品で天体写真コンテスト大賞金賞を受賞!

海外から嬉しいニュースが入って来ました。

韓国の国立天文学研究機関である「韓国天文研究院(KASI)」が主催する「第21回天体写真コンテスト」において、TOAST Proユーザーの作品が大賞金賞に選ばれました。

「私たちの銀河系と白鳥座」
撮影者:JANG JUSU氏

 ※クリックすると拡大できます

【撮影データ】
カメラ:Canon EOS 5D MarkIII
レンズ:Zeiss 100mm F2.0
ISO  :3200
露 出:180秒×8枚(モザイク処理)
追 尾:TOAST Pro
撮影地:CHUL WON

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-* TTスタッフより *-*-*-*-*-*-*-*-*-*

日本に比べると、まだ天文人口が少ないと言われる韓国ですが、実はTOAST Proの国内総代理店があり、すでに多くの天文ファンがTOAST Proによるモバイル撮影を楽しんでいます。

韓国では、これまで大型の望遠鏡システムを使ったDeepSkyの撮影が中心でしたが、モバイル赤道儀TOAST Proの登場で、カメラレンズによる星野撮影が一気に脚光を浴びはじめました。

機材選びに関して、韓国の天文ファンは性能重視でシビアな一面があるといいます。例えば、韓国の天文ファンが集まると、アストロフィジックスの赤道儀にタカハシの光学系を搭載したシステムがずらりとならびます。カメラはCanonのDSLRが中心です。

そんな本物志向のユーザーが選ぶポータブル赤道儀は、これまた圧倒的にTOAST Proなのです。

さて、今回、韓国の国立天文学研究機関「韓国天文研究院(KASI)」の天体写真コンテストで大賞金賞に選ばれたJANG氏の作品ですが、驚くほどの数の星が非常にシャープに表現されているのがひと目でわかります。これは、モザイク撮影と呼ばれる手法を使った作品で、中望遠レンズを付けたカメラの画角の上下左右少しずつダブらせながら複数の素材として撮影を行います(今回の作品では上下2枚、左右4枚の合計8枚)。

次に画像処理で隣り合わせたデータを繋ぎ合わせていくわけですが、重なった星をピッタリ合わせたうえ、繋ぎ目が目立たないよう丁寧に処理を施し、最終的に1枚の広い画角の作品をつくり上げるのです。

こうすることで、同じ画角を広角レンズで撮影した作品に比べ、星が圧倒的に小さくシャープに表現することができる、というわけです。

さらに、EOS 5D MarkIIIのRAWで撮影したデータは約2210万画素ですから、今回のモザイク作品は、1億数千万画素という超高解像度データで仕上げられていることになります。モザイク作品は、星のシャープな表現と同時に、こうした超高解像度のデータをもった作品に仕上げることができます。拡大してもディテールを保ったままの超高解像度マスターデータは、まるで望遠鏡で夜空を眺めているような錯覚に陥ります。

 

モバイル赤道儀TOAST Proを使ったさらなる楽しみ方として注目したい星空のモザイク作品。
日本でもハイアマチュアの方々の間では、頻繁にモザイク処理による素晴らしい作品が発表されていますので、みなさんもぜひ参考にしてみてください。

青年K モバイル赤道儀TOAST Proでレモン彗星を狙う!

TOAST TECHNOLOGYのサイトで、製品の実践コラム「K’sリポート」を担当してくれている青年K
彼はこれまで、コストと性能のバランスが良いEOS Kissシリーズに加え、ノイズに悩まされ続けるEOS二桁シリーズという、どちらもAPS-Cセンサー搭載のカメラを複数台愛用してきたという。

そんな彼が、人生初のフルサイズセンサー搭載デジタル一眼レフカメラを導入したのはこの春のこと。
悩みに悩み抜いた末、EOS 5D MarkIIIよりも高感度特性が良いとされるEOS 6Dを選んだ。

 

所有機材にEOS 6Dが加わった青年Kのバイタリティーは、以前にも増して凄かった!

愛車のステーションワゴンに満載した大量の撮影機材は、この春一度も自宅で降ろされることなく、常に積みっぱなしの状態だという。

たとえ天候が快晴でなくとも、翌朝一番で会議が入っていようと、彼は、日が暮れるとGPV気象予報を眺めながら、関東甲信越地方の僅かな晴れ間を見つけ出し、街明かりの影響が少ない山奥へと、ひたすら車を走らす生活。

いつもながら、彼には頭の下がる思いだ。

 

そんな彼のモチベーションは、いったいどこから来るのだろうと、ふと思う。

本当に”星”が好きで好きで仕方がない。

 

そんな彼の気持ちは、夜中に突然届く撮影現場からのメールでも、強く感じることができる。
「今、北八ヶ岳っす!。既に氷点下2度。快晴です! 今夜はパンスターズとレモンを狙いますよ! パンスターズとレモンはマジメにやろうかと。 レモンはかろうじて見えると思うんだけど、どうでしょう? あんまり張り切らずに、のんびりやるつもりです。」

つい先日、青年Kから届いたメールだ。

 

レモン彗星(C/2012 F6)。

3月24日太陽に最接近し、4等星台まで明るくなり天文雑誌等でも話題になった。その頃は、南半球の夜空で見事な姿を見せていた彗星だ。

現在は、7等星前後まで暗くなってきているものの、実は明け方の東の空に、日本で見ることができる。
さて、前置きが長くなってしまったが、青年Kが、撮影後の画像処理でなんとか「尾」を浮かび上がらせてくれた、5月8日のレモン彗星の姿はこんな感じ。

 

 レモン彗星(C/2012 F6)

【撮影データ】

カメラ:EOS Kiss X4
レンズ:Sigma 100-300mm F4 (135mmで使用)
絞り値:f4 開放
ISO  :800
露 出:60秒×10枚コンポジット合成
追 尾:モバイル赤道儀TOAST Pro

 

 

このBlogでは、横位置だと大きく掲載できないので、縦位置でトリミングしてみるとこんな感じに。

 

 

さらに、もう一台のモバイル赤道儀TOAST Proには、今は無きプレミア物のBORG125ED F2.8を搭載し、お気に入りのEOS 6Dで狙う。

  レモン彗星(C/2012 F6)

【撮影データ】

カメラ:EOS 6D
光学系:BORG125ED F2.8鏡筒
絞り値:F2.8→F4に絞って使用
ISO  :800
露 出:60秒×8枚コンポジット合成
追 尾:モバイル赤道儀TOAST Pro

 

 

同じく、トリミングして縦位置で表示すると、彗星の尾のディテールがはっきり見えてくる。 

 

「レモン彗星。写真はしょぼいけど、ニュース性はあるかな。原版では、上の方の尾っぽ(イオンテイル)が、もうちょっとスーッと伸びています。これから楽しめそうですよ! 」と青年K。

 

TOAST Proを手にした彼は、すっかり星空のモバイル・スナイパーになってしまったようだ。

 

 

★最後にTOAST Online Shop よりご案内をひとつ。

人気のジンバルフォークユニットは、パンスターズ彗星の影響もあり、今年に入って注文殺到状態が続いていますが、5月10日現在、売り切れのため入荷待ちとなっております。
商品入荷次第Webにてご案内いたしますので、しばらくお時間をいただきたくお願い申し上げます。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

同じく大人気のパンベース・クランプユニットは、まだ多少在庫がございますので、ぜひご検討ください。

以上、TOAST Online Shopからのお知らせでした!